universe eyes 〜ユニバース・アイズ〜

第1話 宇宙の目

俺は父親が嫌いだ。

とゆうより、父親を知らない。

ガキの頃から俺は母さんと2人で生きてきた。決して裕福とは言えないが、並の生活は送らせてもらった。全て母さんのお陰だ。

そんな母親の口から、父親の話を聞いた事はほとんどと言って良いほど無かった。

なぜなら、父親の事を聞こうとするとすぐに話題を変えてしまうからだ。

これは何かあるに違いない。

きっと父親は、母さんと俺を捨てて出ていったとんでもない男だったに違いない。そうガキの頃から思ってた。

話は変わるが、今日は西暦2200年1月23日。そうだ、明日は俺の22回目の誕生日だ。キリストが産まれてから2200年も経つとゆうのに、俺の人生はまだ22年しか経っていない。

だが人類の歴史とゆうものは凄いもので、つい200年前までは、人類は月にしか降り立った事が無かったらしい。

今日の人類といえば、太陽系全ての惑星に有人飛行を成功させ、太陽系全ての交通網、重力、磁力等の管理をするビッグデータ管理システム『universe eyes』の運用により、この太陽系を制覇した。

ただ太陽へは人類ではたった1人しか行った事が無いんだ。

次はそんな偉大な人物の話をさせてくれ。