闇に叫べ!6 松山殺人事件

鷹山トシキ

第1話

竜崎警視 推理

残間 松山市出身 戦闘能力

菜奈  歴史 

呂宋海 詐欺捜査

硴塚桜 文学

硴塚龍臣 特撮

嵐山若葉 妖怪退治、悪いことすると魔法


 7月4日

 竜崎、残間、菜奈、呂宋、桜、龍臣、若葉は愛媛県松山市にやって来た。

 松山市は西に瀬戸内海(伊予灘および斎灘)に面しており、北と東は高縄半島の山々、南は四国山地の一支脈である皿ヶ嶺連峰に接している。松山平野の大部分を占めるほか、三坂峠のすぐ下の山間地から旧・中島町の島嶼部に至るまで広い面積を有するようになった。


 ゾマホンに似た外人が竜崎に話しかけてきた。

 だが、無視した。

 パク・シネって韓国の女優に似た女が竜崎に話しかけてきた。だが、無視した。

 桜は龍臣と二人、日本一の賭博師を目標に、全国の賭場を巡り、名を揚げていた。松山市に縄張りを持つ服部博文(ピエール瀧似)から誘われた桜は、松山でツボ振りの胴師をつとめることになる。桜に入れあげている服部は、桜を物にするべく、桜の体を賭けたイカサマ勝負をさせる。イカサマにより敗れた桜だが、何とか服部から逃げ出す。その後、服部の妨害により、桜は賭博師としては活動が出来なくなり、ホームレスに成り下がることを余儀なくされた。しかしある日、ターナー島に住んでる親分、福澤平吉と出会い、再び賭博師として返り咲く決意をする。福澤はプリティ長嶋に似ていた。


 正式には、四十島であるが、夏目漱石の小説『坊っちゃん』を特に意識する場合、「『坊っちゃん』に出てくる「ターナー島」といい、同小説では「青嶋」と登場する。


 小説によると、「坊っちゃん」と一緒に船釣りに出た教頭「赤シャツ」がターナーの絵の様だと言い、「野だいこ」こと「野だ」が「ターナー島」と呼びましょうと応じたことに由来する。松は「ターナー松」とも呼ばれる。また、正岡子規も俳句に詠んでいる。

「ねぇ、龍臣……坊っちゃんって何日くらいで完成したと思う?」

「さぁ」

「漱石は本作を10日足らずで書き上げたの」

「マジで?スゲーな」

 桜たちは蕎麦屋でラーメンを食べていた。


 7月5日

 上野動物園のパンダ シンシン(真真)が、上野動物園では24年ぶり、自然繁殖では初となる雄を出産するも、同月11日に死亡。


 大飯発電所3号機が発電開始、全面停止していた原子力発電所が2ヶ月ぶりに再稼働。


 国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会、福島第一原子力発電所事故事故は自然災害ではなく「人災」であるとした報告書を公表。

将棋の羽生善治棋聖が通算81期のタイトルを獲得して大山康晴十五世名人(通算80期)の記録を破り単独1位になる。

 

 刑事を辞め、母の急死によって叔母の家に身を寄せることとなった菜奈。保育園でアルバイトを始めた彼女は星子って女児と仲良くなった。星子も既に母を亡くしており、菜奈をまるで母親のように慕う。


 やがて星子の父、桃太郎とも親しくなった菜奈は彼に惚れた。桃太郎はペ・ヨンジュンに似ていた。


 7月6日

 与野党、「大阪都構想」を後押しする法案を今国会に共同提出することで正式に合意。


 観光庁、関越道バス事故でツアーを企画した旅行会社「ハーヴェストホールディングス」の旅行業登録を抹消。


 菜奈は桃太郎や星子と松山市を巡ることにした。

 愛媛県立図書館にやってきた。松山市堀之内にある県立の公共図書館である。


 1階

 子ども図書室・休憩コーナー


 2階

 第1・第2学習室(自習室)、パンフレットコーナー


 3階

 一般閲覧室


 4階

「えひめ資料室」

 郷土資料。愛媛県出身のイラストレーターである真鍋博に関する資料、愛媛県の行政資料、「伊予八藩土地関係資料」、伊予俳諧文庫がある。


 5階

 多目的ホール


 7月8日

 印刷工場で働くポール牧に似た洋介は、原因不明の不眠症で1年もの間眠っていなかった。痩せ衰えた彼は、それでも毎日仕事に出かけ、この日も愛しの霧子の元に行き、深夜にコンビニに出かけ友人の六角五郎と雑談をするのだった。六角は有吉弘行に似ている。


 9日、洋介は品質係の増上寺道雪に気をとられ、事故をおこして同僚に大怪我を負わせてしまう。道雪は伊武雅刀に似ている。道雪に気をとられたからと洋介は釈明するが、工場長らは「工場にはそんな人物はいない」と言う。同じくして、夜中にアパートのチャイムが突然鳴り出した。ドアを開けても誰もいない。次第に精神的に不安定になってゆく。


 7月11日

 小沢一郎を代表とする衆参両院議員49名により、新党「国民の生活が第一」結成。11月27日日本未来の党に合流して解党)。


 東京スカイツリー、当日券の販売を開始。



 7月11日〜7月14日 - 熊本県阿蘇市乙姫で816.5ミリ、大分県日田市椿ヶ鼻で656.5ミリ、福岡県八女市黒木町で649ミリに達するなど、九州北部(大分県・熊本県・福岡県・佐賀県)で記録的な豪雨(15日に「平成24年7月九州北部豪雨」と命名)。


 7月12日

 日本銀行、金融政策決定会合で政策金利の据え置き及び短期国債5兆円増額の措置を決定。

 三陸自動車道利府中IC- 松島海岸ICの4車線化が完了。


 7月13日 - カルピスが約9万件の個人情報を流出。


 7月14日 - 静岡県藤枝市の新東名高速道路下り線で乗用車3台が絡む事故発生、1人が死亡し、新東名高速が開通して以来、初めての死亡事故となる。


 7月15日 - 全国各地で木星食を観測。


 7月17日

 福島県飯舘村が放射線量に応じて避難区域を3区域に再編。


 第147回直木賞に辻村深月『鍵のない夢を見る』、第147回芥川賞に鹿島田真希『冥土めぐり』を選定。


 幼い頃からの親友である坊城敦と残間は貨車強盗を企てようとするが、未遂のまま追跡に遭う。

 坊城は内野聖陽に似ていた。

 逃走も虚しく坊城は警察に捕まり、残間だけがその場から逃げ仰せた。少年鑑別院送りとなった坊城は悪名高いギャングへと成長し、一方で残間は刑事の道を歩んでいく。


 数年後、坊城は釈放されて地元へ戻る。そこでは刑事となった坊城が少年たちの善導にあたっていたが、坊城と知りあった不良少年たちがたちまち坊城に憧れを抱く。また坊城は悪徳弁護士の笠間三郎、闇の実業家で地元の有力者、滝川成男と関わりを持っていた。

 笠間は榎木孝明、滝川は尾上松也に似ている。

 残間は闇社会の不正を告発するまえに、坊城に警告をするが受け流されてしまう。そして公の注意を引くやり方で一切を告発し始める残間に対し、滝川らが抹殺を企む。その計画を知った坊城は親友を守るために滝川を錐で刺し殺してしまう。


 💀滝川死亡


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