第5話 少女ミサイル

その少女はミサイルになった。

100㎞/sのものが静止するとき、物質には慣性の法則がはたらき、中のものは吹っ飛ばされる。

実は法に触れていた、ただ学生の反抗期的な調子乗りが、ミサイルの少女を生み出した。

少女は目の前のガラスを突き破り、真っ直ぐに道路へ飛んで行った。

その少女はミサイル。

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140字で紡ぐあわね 葉月楓羽 @temisu00

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