第19話 初配信日当日 中編②
(次は隼人お兄ちゃんの配信かぁ楽しみだなぁ。あ、でも自分の配信の準備もしなきゃじゃん。まぁまだ大丈夫か。)
『このくらいで音量大丈夫か?』
――大丈夫だよ〜
――あかねちゃんの配信から来たよ〜
狐火 あかね:私の配信も観てくれたのか、感謝するのじゃ。
――何かおる
――同期もよう観とる
神代 蒼井:ボクもいるよ〜♪
――またなんか来た
榊 虎白:俺もいるぞー
――まただ…
清龍 唄桜:我もいるぞ
――全員集合じゃねぇかwww
『ま、まぁ話進めるぞぉ。俺の名前は暁 雷武だ。各種タグとファンネームを決めなきゃいけないし、その後の雑談の時間もとりたい。だからサクサクいくぞ。まずは配信タグだな。なんかあるか?』
――ライムLIVEは?
――RAIVE
『RAIVEって良いなぁ。それにしよう!次はファンネームだな。』
――小虎
――従者
――虎っ子
『小虎共これからよろしくな。うん、なんかしっくりくるなぁ。これでいこう。次ファンアート!』
――屏風の虎
――トラアート
――屏風の虎がしっくりきすぎでやばいんだが
『俺もしっくりきたし屏風の虎でいこう。じゃあ雑談始めるか』
――ずっと気になってたんだけどなんでそんなバチバチいってんの?
――めちゃくちゃ気になってた。
『あぁコレね、最近空気が乾燥してるからさぁ。』
――え?静電気?
『雷虎だから放電しちゃうんだけど危ないなら普段は制御してんだけど静電気に誘発されてんのか漏れ出てるんだよなぁ。制御苦手でさぁ。』
――少し湿らせればいいんじゃ…
『水気が嫌いなんだよね。ネコ科だし。』
――まさか風呂入ってないんじゃ…
榊 虎白:うわぁ…
神代 蒼井:それはちょっと…
『おい、お前らやめろ。流石に風呂は毎日入ってるぞ。だって汚ぇじゃん。いい時間だしそろそろ締めるか。小虎共〜またな〜。』
(ボクにもこんなふうに堂々とできるだろうか…)
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