第3話 答えを待つ
夏の木陰
手を触れ合った
僕の奥に芽生えた想い
宙を駆ける雷に託して
ただ君を待つ。
冬の積雪
息を凍らせた
そっと隠した暖かい想い
儚く降る雪に問うて
ただ君を待つ。
屋根の下、夕焼けに染まった縁側に二人。
あなたは言った
『違う場所で違う景色を見ていても私達、変わらずにいられるのかな。』
日が沈んで世が更けて、
広く遠い紺色のキャンバスに悲しく光る
僕は月だ。
聖夜の福音と光にこの詩を捧げる
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