粋。〜暇人による詩集〜
ライリー
第1話 水。
水。
それは流れるもの。
石を誘い、土砂を運び、岩を避け、
導かれた場所へ向かう。
水。
それは溶かすもの。
分解し、形を消し、色に変えて、
それを隠すように濁る。
水。
それは乾くもの。
運んできた濁りを残して静かに、
風に引かれて去っていく。
ああ、僕ら
そうやってここに来たんだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます