小説に出てくる用語説明
ミリディアル・・・・・・睡蓮たちが召喚された剣と魔法の世界。各々に生まれつき1つ能力があり、その能力は千差万別である。魔都に住んでいるものたちの名前は日本と同じだが、人間だけは西洋風の名前である。
ホリティス帝国・・・・・・フーファル・ホライスが治める人間のみが暮らす帝国。瘴気を産む人間以外の種族は滅ぶべきという思想を掲げている。魔都までの所には広大な草原や森林がある。
魔都・・・・・・獣人、魔族、エルフ、ドワーフなど人間以外が暮らす、帝国を中心に直径1800kmほどの円の向こう側のこと。色々なところに町があり、各町に旅人協会があり、そこで身分証を発行している。
獣人・・・・・・獣の耳、細長い瞳孔を持ち、運動神経が優れた種族。魔法は使えるが魔力量が少ないため、そこまで多くは使えない。寿命が人より少し長い。
魔族・・・・・・ファンタジーによく出てくるスライム、ゴブリンやオーガ、サキュバス、吸血鬼など多くの種類がいる種族。だが一貫して魔法が他の魔都に住む者たちより優れている。魔力量も多い。寿命がほぼなく、何億何万と長生きしている者もいる。
エルフ・・・・・・尖った耳と淡い色合いの髪と瞳が特徴の種族。精霊魔法が使え、ほとんど森から出てくることがない。通常の魔法も使えなくはないが、あまり上手く扱えない。寿命が長くて100万年生きる。
ドワーフ・・・・・・どの種族より小さく、見た目のわりに歳をくってたりする、鍛冶に精通する種族。鉱山近くに集落的なものを作っている。寿命はエルフと同じく長くて100万年生きる。
冒険者・・・・・・ギルドが出した依頼を受注して、魔物を倒したり、薬草などを採ってきてお金を稼ぐ人間。F〜Sランクにわけられる。
ギルド・・・・・・冒険者の情報を管理し、国からの依頼を発注する機関。冒険者の情報は全ギルドで共有されている。冒険者各個人金庫があり、そこに入っているものの管理も仕事。
魔物・・・・・・瘴気から生まれる生物。人間側だと冒険者が、魔都側だと旅人や騎士団が討伐する。魔都に多く出現する。
瘴気・・・・・・自然に発生する魔物を産む淀んだ魔力の霧みたいなもの。帝国付近にも発生するが、魔都の方が多く発生する。
嵩藤高校演劇部・・・・・・ミリディアルに召喚された、3年生女子4名男子8名計12名、2年生女子4名男子6名計10名、1年生女子4名男子4名計8名。全体で女子12名男子18名計30名が所属している部活。部長は八宵海咲(やよいみさき)で、柳木恭介(やぎきょうすけ)が顧問。
シュリグリフ・・・・・・魔都に入ってすぐにある大きな町。冒険者に対抗するための騎士団本部があるため色々な種族が定住している。定住している人が多いため、宿屋が少ない。
騎士団・・・・・・魔都にくる冒険者を打ち倒す訓練を受けている魔都に住んでいる者たちで形成されている集団。シュリグリフに本部がある。よく魔物認定されて、討伐されているのはこの団の者が多い。
旅人協会・・・・・・旅人に町に入るための身分証を発行する機関。登録者の情報は全て街にある機関で共有されている。
リット・・・・・・ミリディアルでの通貨。銅硬貨が10リット、銀硬貨が100リット、白銀硬貨が1,000リット、金硬貨10,000リット、白金硬貨が100,000リットとなっている。睡蓮たちは召喚時に銀硬貨5枚、リットで言うと500リット持っている。
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