忘れるとか、忘れないとか、そういうのじゃなくてさ

藍空と月

序章







 僕には前世の記憶がある。定かではないが、そう信じている記憶がある。

 隣には君が居た。姿は違うけれど、今と同じ笑い方をする君が居た。









                  

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