スローライフがしたいんだー!
かいとも
第1話 スローライフがしたいんだー!
俺はいつも通りに朝起きると思う事がある、これは本当に俺がやりたかったスローライフなのかと。
なんだよ影の者って!かっこいいよ!かっこいいけど!仕事じゃん!したい時にしたいじゃん!
影の者
貴族や王族が山賊や闇ギルドに襲われないよう見守る。
護衛とは別で影の者は森の中で怪しい者がいないのかを確認。
怪しい者がいた場合は対象する。
それに別の国の貴族や王族が来る場合も仕事だし。
まあパーティー組んでた時よりましなんだけど…
パーティー組んでた時なんてクエスト10件以上も承けてたからな…
メンバーと俺体壊さないの凄いな…
まあそのせいでスローライフしたい!って思ったんだけどね。
日課の仕事しますかね。
そう思いながら王宮の寮の自分の部屋を出た。
王宮の寮
王宮で働いている騎士団、魔術団、影の者、メイド、執事が住める。
はあ…大体の人は家持ってるから寮にいる人は少ないんだよな…
俺も家に帰りたいが帰れないからな…あー家族皆揃って会いたいよ。
「パパー!」
木剣を置いてこっちに向かってくるのは騎士団団長兼、俺の可愛い息子だ!いや?ショタのくせにイケメンという反則レベルの顔!
かっこいい息子の方がいいのか?
「パパー!なんで反応してくれないの!もしかして…腰の下に石あって当たった?
大丈夫?パパ反応してよー!」
「ああすまないな、少し考え事をしていて声が聞こえていなかったよ」
かっこいい息子じゃなくて、可愛い息子だなこれは!
「アル、剣の修行もいいが、嫁探しでもしたらどうだ?」
「それは大丈夫だよ!パパがお嫁さんになってくれればいいんだもん!」
「まだ俺の事をお嫁さんにするか、まあ20になっても俺のままだったらいいよ」
「やったー!じゃあ修行してるね!」
「頑張ってな!」
アルの頑張っている所を見ると今日も頑張ろうと思える。
アルはショタのくせにイケメンという反則レベルの顔だから女性に大人気だよな…
恨まれたりしないよね?愛の力は怖いからな…日課の仕事の為に透明化使わないとな。
透明化
そしてギルドに向かった。
ギルドってやっぱ凄いよな。
やっぱりFランクのクエストは承けられていないか…
ギルドのランク
Fランク Eランク Dランク Cランク
Bランク Aランク Sランク 勇者ランク
日課の仕事するためにギルド長の部屋に行きますか。
ギルド長の部屋があるのは2階、そしてその階段には護衛の2人が立っている。
透明を使っていたとしても足音でばれてしまう。
だから慎重に歩かないと駄目なのがめんどくさい。
1段1段と上りそこには2階の廊下があり部屋が沢山ある。
そしてギルド長の部屋と書いてある部屋に向かった。
扉を開ける音が聞こえると。
「サリン様ですか?透明使わずに来てくれたりしませんか?」
透明化解除
「そのサリン様と言わなくて透明使うぞ!」
と言いながら透明を解除した。
「サリン様を辞めても使うのなら言い続けますよ」
「あはは、それじゃあ連れていってくれるか?
俺は日課の仕事を終わらしてスローライフをしたいんだよ」
「はいはい分かりましたよ、それじゃあサリン様着いてきてください」
透明化
「サリン様の透明はやっぱ分かんないですわ」
そう言いながら扉を開けて、階段を下がっていった。
「ギルド長どこに行くのですか?」
と護衛の1人が言った。
「いつも通り地下に向かうんだよ。この時間にいつも言ってるんだから聞かなくてよくないか?」
「分かっていたとしても聞かなくては駄目ですから」
「これからは向かう時は聞かれる前に言う事にするよ」
「それは助かります!ありがとうございます!」
そしてギルド長が向かった場所は、ギルドの受け付けの中に入った。
ギルドの受け付けの真後ろには1つの扉がある。
「サリン様いるなら足音出してください」
と小声で言った。だから俺は1回だけ足音を出した。
足音が聞こえてギルド長は扉に魔力を流して開けた、その先には地下に続く階段があった。
透明化解除
1段また1段と下がり続けそこにはまた1つの扉がある。
そしてまたギルド長は扉に魔力を流して開けた。
そして俺は扉を開けると土が広がっている場所に魔力を流した。
そこからは魔力草という草が生える。
魔力草
外に生えてる薬草とは違い魔力草は、生やした人の魔力により回復量も違うので買うとしたら当たりハズレがあるので、ギルドは魔力草が当たりの人を雇っている。
「はい、これぐらいで大丈夫かな?ギルド長」
「サリン様ありがとうございます。
ギルド長は辞めてくれませんか?名前で呼んでほしいんですけど。」
「ギルド長にはギルド長と呼んでなにが悪いんだ?」
「それはそうですけど…」
「じゃあ全部取りますよ!俺は早く帰ってスローライフがしたいんです。」
「仕事は影の者だけでしょ?
スローライフみたいなもんじゃありませんか?」
「仕事したい時にしたいでしょ!
影の者は急に仕事来たりするせいで、俺のやりたかったスローライフがー!
てかあいつらが影の者になれってー!あー!」
全ての魔力草を取り終えて
透明化
「じゃあ行きますよって…もう透明使ってるんだ…早いなー」
行きと一緒で帰りも1段と1段と階段を歩き続け、扉に魔力を流して開けた。
そして王宮に戻ると
透明化解除
「パパー!」
アルがまた木剣を置いてこっちに向かってきた。
朝の時は押し倒されたので、手を広げた。
「パパー!えへへ。
ハグ嬉しい!あと宰相様が呼んでたよ!」
「宰相様が?影の者の仕事かな?」
「うーん?分かんないけど、王座の部屋で王様と待っているだって。」
「了解。
教えてくれてありがとうね」
「えへへ。
よしよしして!」
アルによしよしして!と言われたのでよしよしした。
アルの喜んでいる顔は幸せすぎてヤバイな。
「パパありがとう!」
ありがとうと言って寮の中に入っていった。
仕事や騎士団での練習の時間だから、シャワー浴びに行ったりしてるのだろう。
修行もいいが体は壊してほしくないって思う。
王座の部屋
王座の部屋に着いたのでドアをノックして名前を言った。
「影の者、ラシル·サリンです」
「入りたまえ」
宰相様の入りたまえを聞いてドアを開けた。
「アル騎士団長から宰相様が呼んでいると聞いて参りました」
「サリンお前にはこの国から追放する!」
急に王様からこの国から追放する!と言われた。
理由も言わずに国から追放と言われてビックリしている。
「王様なぜ俺が国から追放されるのか、理由を教えてください!」
「お前が無能なだけだ!それも分からぬのか?
王様はお前を傷つけ無いように理由を言っていないんだぞ?
理由は自分で考えろ!ラシル様の面汚しが!」
「分かりました」
と言い王座の部屋を出た。
自分の部屋の片付けも終わりそうだ。
でも1つ思う事がある、王様は必ず傷つくと分かっていても理由を教えてくれる。
また同じ事をしないようにと、それに俺は仕事で失敗はしていない。
教会に行こう。
1つ1つの国と王家の者には神様の名前を貰っている。
そして今から向かう教会には神様がいる。
この国はイタス様の名前を貰っているので、イタス様がここの教会にいる。
教会に着いたので教会の前に立っている人に小声で言った。
「イタス様のアホやろー!バカやろー!」
「2階の22号室に向かってください」
と教会の前に立っている人が小声で言った。
俺は2階の22号室に向かった。
教会には右と左に番号が書かれている部屋がある。
そこで教会の人と話し合いができる。
2階に上がり言われた22号室に着いた。
そして、22号室の扉を開けた。
イタス様がここに来るわけではない、またあの言葉を言う。
「イタス様のアホやろー!バカやろー!」
と言うと白い光に包まれていった。
そこは、22号室の部屋ではなかった。
そして、俺の前にいる人がイタス様。
「サリンじゃないか!ここに来るの久々じゃないか?」
「そうですね。
イタス様王様についてなのですが」
「ラルクからの手紙だ」
と言い手紙を渡してくれた。
そして、その手紙を受け取った
「その手紙になぜこの国から追放したのか書いてあるらしい。
行きたい国はあるか?テレポートするぞ?」
「イタス様なら分かってるでしょ?ラシル国に向かいます!」
「分かった」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます