第10話 パイク・ユア・シールド!

「白」「白」「白」爆守備の盾を掲げて!

実戦3回目が近づいている。只今の成績:「首位」「三位」「首位」

三位の時も無放銃だったが、防戦一方だった。不運な巡り合わせ。

僕のゲームデータで2回の首位は有難い。

そう言うのを度外視した「検証」勝負だが勝つに越したことはない。

実戦結果が出たら、又、書くことも増えて来るだろう。

彼女は大切な基本、現物切りを心得ている。

その点が防御の高さに繋がっていると分析。

現物を切って、先ず間違いは起こらない。

この辺のルールは、振りテンの回を参照にして頂ければ。

中抜きの「4」……「345」と持っていて真ん中の「4」を抜くと

手牌は崩壊してしまう。しかし、それが現物であるならば

防御的な良策と評価してもいいと思う。

とにかく、立直者の意思を感じ取り、なだめ透かす。

1翻確定の「白白白」を、惜しげもなく

「白」「白」「白」と三連続で落として行くのも良策。

これぞ爆守備。どんな矛でも跳ね返す、最強の盾の具現化だ!


実戦3回目の理想は、敵の早い立直をいなしながら流局を目指すこと。

手作りを目一杯楽しむこと、高得点で和了すること。

一撃必殺でいい、四局に一度入ると言われている大物手を

丁寧に仕上げて和了として成立させること。

言うは易く行うは難し、の典型だ。

大物手の局に早い立直を掛けられた時は、どうしても

後ろ髪を引かれる思いに駆られるだろう。

その時に、中抜きの現物落としを敢行出来るか?

僕自身はどうしているだろう?

取り敢えず逃げ腰にはなるかな? 相手の手が僅か1000点でも

喰らってしまえばマイナス収支だ。

逃げ癖が付くのは良くない! と説教を喰らうが

攻め癖が抜けずに放銃ばかり繰り返す人もどうだろう?

実母のデータを待たずに、3話も4話も原稿が上がる。

そろそろ本番に向けての手筈を整えるか。

7000文字を超え、いよいよクライマックス。

本日の実戦で彼女の実力を問おてみたい。いざ、開幕!

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