誤字脱字展

身元を各層としている

　ただしくは「身元を【隠そう】としている」

　おいおい、という酷い例。今の私なら、「各層」と表示されてもエンターキーは押さないでしょう。

　古い原稿をチェックして出てきました。今では推敲作業の負担を軽くするために、初稿を打ち込んでいるときにも目を光らせています。「そんなの当たり前じゃないか」という声も聞こえてきそうです、はい。

　昔の私はパソコン（文章作成ソフト）も自分も、まずミスをしないと過信していたのです。脳内が正確に文書化されたら、これほど楽なことはありません。そんな都合のいいことはないのです。将来、技術の発達で可能になるかもしれませんが、今のところは無理な話。

　以前の筆者は推敲なんかしなくてもいいや、と思っていたこともありました。ろくに推敲せずに公募に原稿を投じたことも。お恥ずかしい。