呼んで姉妹勝ち

 ただしくは「【読】んで【しまいが】ち


 カクヨムさんでやっている別企画「今年やりたい100のこと(のうち50)」の原稿を打っているときに発生しました。

 なんでも漢字変換すればいいってもんでも(今〔門でも〕と出ました)ないんですよ、文書作成ソフトさん。

 漢字表記をひらがな表記にするか、ひらく・とじるの問題は難しいところです。作家さんの個性や狙いも出るでしょう。作品の雰囲気によっても変わるでしょうし。ひらがなに比べると、漢字は画数が多いですから、ぱっと見た印象で紙の上に黒い部分が多くなります。改行も減らせば、詰まった印象になります。

 商業作品の書き写しをして感じるのは、プロの作家が意外に漢字を使わないこと(あくまで私の印象ですが)です。少なくとも、私が書いた原稿のほうが漢字が多いです。これはワープロソフトのおかげで簡単に漢字変換できてしまうからなのかもしれません。


 変換ミスに話を戻しますと、ここまで派手にやってくれるたら、いくらぼんやりの私でも見逃さないですかねぇ。なんて油断していると前半の〔呼〕を見逃してしまいがち。

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