確かにそんなこともニ、三回あったかな
正しくは「確かにそんなことも二、三回あったかな」です。
いつもは間違えた箇所をカッコ【】で強調しているのですが、あえて今回はそうしていません。なぜか。「え、待て待て。誤字と正解の違いがわからないぞ」という人がでてくることを期待しているからです。
あらためて、いつもの表記で正解を書きます。
正しくは「確かにそんなことも【二】、三回あったかな」です。
おわかりでしょうか。正解は漢数字の【二】なのですが、誤用例ではカタカナの【ニ】なのです。わかりやすいように並べてみましょう。
二 ニ
もし、推敲をしてくれる執筆仲間がいるならば、あえてこの漢数字の【二】とカタカナの【ニ】を入れ替えた原稿を渡してみることも面白いかもしれません。これを見抜ける人は、かなりしっかりとチェックしてくれているか、私と同じやらかしをしているか、とんでもなく性格の悪い人か、のどれかです。
三番目の選択肢は冗談なのですが、ちょっと意地悪いスタンスのほうがミスは見つかります。
この原稿を直すには「置き換え」機能が便利です。検索する文字列にカタカナの【ニ】を入力し、置き換え後の文字列に漢数字の【二】を入れて置き換えすればいいわけです。文書作成ソフトによって多少、用語の違いはありますが、置き換え機能はまず用意されているはずです。
ただ注意は必要。一括置き換えはダメです。ニーズが二ーズ、オニオンがオ二オンになります。候補を一個一個、確認しながら置き換えて下さい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます