20230110 ステーション

 ひさしぶりに夢の記録をここに記す。

 ずっと、ここの存在を忘れていたのではないかという疑惑があるが、そうではない。起きた時に夢を覚えていないのだ。

 いや、起きた瞬間は覚えている。

 しかし「今朝も寒いな」などと考えていると、その記憶はどこかへと消えてしまう。

 そんな毎日だった。

 言い訳はこのぐらいにしておいて、そろそろ夢の話を書きはじめよう。


 駅のホームにいた。

 普段使っている地下鉄の駅ではなく、地上駅のホームだった。

 駅のホームにいる夢を見ることが多い。

 夢占いとかは信じない(夢は自分の脳が作り出すものなので、未来予測や予知といったものではないと思っているから)ので、調べてはいないが、駅のホームや改札に向かうためのエスカレーターを上っていたりする夢を見ることが本当に多い。

 それも大抵は知らない駅だ。普段使っている駅ではなく、行ったことも、見たこともない駅にいることが多い。

 大抵は大きな駅であり、広いホームがあり、制服を着た駅員がいる。

 駅員の制服はJRとは少し違っているが、たぶんJRなのだろう。

 どちらかといえば、新幹線が止まるような大きな駅っぽい。

 たまに特急列車に乗る夢も見るので、その辺はあっていると思う。

 駅は都心の駅のようなゴミゴミしているところではなく、地方の主要駅のような感じがする。きっと旅行や出張などに行った時の記憶からそんな駅を作り出しているのだろう。

 あ、駅の話ばかりしてしまった。


 閑話休題。


 見た夢の話だった。

 今回の駅のホームにいた。電車から降りた後であり、改札へと向かうために長いエスカレーターに乗る。

 そのエスカレーターが本当に長い。驚くほど長い。

 というか、どこにいるのだろう。

 ホームは地下ではなく、地上だった。それなのに上に行くエスカレーターに乗っている。改札に向かおうとして、エスカレーターに乗ったはずだ。

 改札はそんなに高い場所にあるのだろうか。しかし、夢の中の私はそんなことを疑問に思ったりはしていない。

 同行者はいない。ひとりだ。ひとりでエスカレーターに乗っている。

 周りにも人はいない。ずっとひとりでエスカレーターに乗っているのだ。


 ここで夢は一回終わる。

 私が目を覚ましたせいだ。

 時計を見ると、まだ朝の5時だった。

 トイレに行き、この夢を忘れないようにスマホのメモ帳アプリに記録しておく。


 そして、再び床に就く。


 違う夢を見た。

 夢の続きってみたことはあるが、それは子供の頃の話。

 いまは、夢の続きって見ることはないな。


 部活の合宿に来ていた。

 風呂に入るということで、数人と一緒に風呂場へと向かう。

 部活の合宿のはずなのに、一緒にいるのは会社の同僚だった。

 風呂に入ったはずが、いつの間にか大広間で夕食を取っていた。

 学生のつもりだったが、夕食で出てきた瓶ビールを飲んでいたので、どうやら違うようだ。

 部活をそろそろ引退しなければならないといった話をしている。

 部活をやめた後、何をしようかなといった会話をしていた。


 夢の話とは違うけれど、私が部活をやっていたのは中学生まで。

 高校の時は習い事をやっていたため、帰宅部だった。


 ※ ※ ※ ※



 この文章を書くために、スマホのメモをみているのだが謎の記録があった。


『魔女を呼ぶための笛』


 これだけは思い出せない。一体、どんな夢を見ていたのだろうか……。

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