復讐を誓う男2(先行)

寝る人育つ

家族の命日から3日が立った日のこと


讐殺しゅうさつ!」


学校備品であり、ぼ……俺が借り使用している机をバンッと叩きながら明がやってきた


黒髪黒目の日本人然し、それでいて高身長に容姿がととのい、性格もよく勉学にも精通しさらには運動神経も抜群。そして何より生まれがよく、裕福な家に産まれながらもその性格からか皆を引き寄せリーダシップもある。まさに全世界の理想な男を体現したような男


そのような男が今まさにぼ……俺の目の前に、いるわけであり。いつもは整った髪も所々テンパり、息もえの様子である



(面倒な予感がするな………)


明は慌てた様子であった。それ異常な程に


少しの厄介くらいならば、これ程までに慌てることはないと言える。明は幼い頃から、英才教育にて何事にも冷静に対処し余程のことが無い限りは取り心を取り乱さないよう訓練されていたからだ


今はどうだろう。ぼ……俺の所まで急いできたのか、呼吸も乱れ物凄い慌てよう


「はあ……何があったかは知らんが、朝から煩い。そして落ち着き冷静になれ。話はそれからだ」

「な、それはお前うっ……いや分かった」


ぼ……俺がそう言うと何か言い訳をしようとしていたようだが、ぼ……俺が一睨いちげいすると。途端黙り込み大人しく深呼吸をした



ややあって


深呼吸をすることで、少しは落ち着き冷静さを取り戻したのか髪の毛を手ぐしで整い始めた


(そこまで冷静にれと言ってないのだが………)


ぼ……俺は明に対して早く話せと心の中では思いつつも待っていると


「お前自分が何をしたのかわかっているのか」


そんな発言をされる


(はて、明は何を言っているのか……思い当たる節が有り過ぎて分からない。今更一つくらい知られた所で、明の護衛依頼には何の支障もでないからな)



「お前その顔は心当たりがないってやつだな」


(勝手に何か重大そうな事を言うって顔で現れては、対した事ないことで、さらに勘違いで勝手に解決してくれたようだ)


「はあ、ズバリゲームの事だよ!昨日たまたまレートを見れば。一位のプレイヤーネームがお前のと一致したいた……」


(何か言い始めたな……)


明が言いたい事を要約すると、『初めて一週間で何故ランキングに乗り、更には一位になっているのか。俺はもう2年やって、10万位で喜んでいたのに……』だ


やったと言われればやったような……やってなかったような


「なんだそれは」

「な、しらばっくれるつもりか!」


しらばっくれるも何も……


「ん?ちょっと待て、そのゲームの名は」

「ああ、【悪魔の憩い】だよ!お前まさか、やったのか……」


【悪魔の憩い】……聞いたことがあるような……あ、ああ。あれのことか


「思い出したよ。確かに一週間前1時間だけやったのを覚えている」



これは一週間前に遡る…………………




――――――――――――――――――――――




目を覚ますと……………








_______________________________________________


これから先は2023年1月1日に

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復讐を誓う男2(先行) 寝る人育つ @hiiraginokinositani

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