転生神を選んだら最強になりました！

第1章 幼年期

第1話 プロローグ

「あなたはこの中から何を選びますか？」

俺は真っ白な空間にいた。目の前には紫の長髪をなびかせる女性が語り掛けている。

彼女の手にはタブレットらしき物があり、中にはスキルと書かれた項目がみられさっきの言葉からここから選べと言われているようだった。

俺は周りを見回したらほかにも同じ人間たちがおり、まるでハローワークにいるような光景だった。

再び女性に振り返ると俺は迷わずこう答えた。

「貴女を選んでもいいですか？」

目を開けるとベッドの上で横たわっていた。体を起こすと目の前に透明なボードが現れる。

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転生おめでとうございます！

貴方はセイルとしてこの世界に生まれ変わりました。

転生特典として《転生神の加護》と《魔力制御》を獲得しました。

詳細はご自分でご確認ください。ではこの世界で新たな人生を！！

P.S 転生神より

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ボードが消えると急に頭に様々な情報が入ってくる。数分後には収まり自分が何者なのかがはっきりしてきたが、体を動かそうにもいうことがきかない。

「ばぶー！？(俺赤ん坊だコレー！？)」

こうして俺の転生生活が始まったのだった。