他愛のない会話

凜鷹

# 1

「眉毛ってなんであるんだと思う?」


私は唐突に友人にそう聞かれた。


友人曰く、

「人間ってさ、多少の毛はあるけど猿とかの猿人類よりも明らかに少ないじゃん。

 髪の毛とか鼻毛とかはなんであるかわかるんだけど眉毛がわかんないんだよね。」


私は思ってしまった。


〈ぶっちゃけどうでもいい。〉


しかしそんな返答をしたら私の友人を失うことになりかねないので考えた。


そして10秒程たっただろうか。自分の考えがまとまったので話すことにした。


「眉を顰めるとか言うじゃん。だから眉毛は目を守るという役目から

 コミニュケーションの役目を背負っているから

 この現代にも眉毛があるじゃない?」


友人はあっさりととでも言うべきだろうか。


「あぁ!そゆことか!」


といって何処かに行ってしまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る