第15話
・思えば全てを失った俺から離れたかったのはこいつだけだ。→思えば全てを失った俺から離れなかったのはこいつだけだ。
第16話
・栄子が呼んだ警察が来るまで俺は何度も彼女の名前を呼んだが……彼女が顔を見せてくれなかった。→栄子が呼んだ警察が来るまで俺は何度も彼女の名前を呼んだが……彼女は顔を見せてくれなかった。
・目の前にガラスなんぞなかったら、この場でこのクズ野郎をなぶり殺しているところだ!→目の前にガラスなんぞなかったら、この場でこのクズ野郎をなぶり殺しにしているところだ!
・俺のようにまともな神経していたら、こんなことはできないはずだ→!俺のようにまともな神経をしていたら、こんなことはできないはずだ!
・こいつがくだらねぇ暴露記事なんて書かせたりしなけれ……→こいつがくだらねぇ暴露記事なんて書かせたりしなければ……
・お前が牧村さんのことだけを大切にしていればこんなことにはならなかったじゃないのか!?→お前が牧村さんのことだけを大切にしていればこんなことにはならなかったんじゃないのか!?
・つまらねぇ恋愛ドラマのヒロインみたいなセリフを自然を吐き捨てやがる……気持ち悪ぃ……。→つまらねぇ恋愛ドラマのヒロインみたいなセリフを自然と吐き捨てやがる……気持ち悪ぃ……。
・頼む……栄子! 俺の元へ帰って来てくれ! →頼む……香帆! 俺の元へ帰って来てくれ!
豪の言ってることや心の中は清々しいくらいのダブスタですけど、自分だけは特別なのか精神に異常をきたし始めたから現状を正しく認識出来てないのかどちらですかね?
前回気になったことなんですが、托卵ゲームの主催者って智樹でしたっけ?智樹の発言がきっかけになってたけど、言いだしたのは豪だったと思いますが。托卵ゲームが世間にバレてもそれ自体では破滅しなかった西岡親子はゲーム参加者でも飛び抜けて地位が高かったんですね。
豪はパワハラで父親を訴えた社員達を罵ってましたが、無能な豪が父親の会社で働いたら父親から罵られるかもしれないから、そうなったらまた主張を変えそう。豪は父親の会社を継ぐと思っているそうですが、拓郎が豪に自分の会社を継がせる可能性が低いということはそこで、また揉めそうですね。拓郎と豪は血のつながった親子かと思うほど考え方が似通っていましたが、拓郎の人間性を考えると豪に愛情を持っていたとは考えにくいですし。拓郎が会社の後継者についてどのように考えていたか気になります。
ていうか、拓郎が暴力団に関係ないのが意外でした。拓郎なら脱税とか黒い組織との繋がりとか色々ありそうだと思ってました。バレてなかったり隠蔽してきただけで普通に犯罪とかしてそうだと思いました。
豪は栄子の前では猫かぶっていたでしょうから、このまま結婚して子供が出来ていたら、内心はどうかわかりませんが、表向きではいい父親として振る舞いそうですね。いつか隠しきれない歪みが出そうですが。そうなった場合、子育ては栄子が主になってやるだろうから豪とは似ても似つかないまともな子に育ち、父親を飛び越えて拓郎の会社を継いでたりして。あと、内心栄子の両親を罵倒してましたが、栄子と付き合ってた時は猫をかぶっていたんでしょうかね。
香帆が前回豪に対して交際を求めたり、「私だけを愛して」とか今までにない主張をし出したのは、豪が純粋に他者に愛情を向けるのを見て焦りだしたのかた?今回、香帆が豪にすぐに靡かなかったのが意外でした。是非とも、再び自分は騙されたことを思い知って破滅してほしいです。
前回、豪がもう自分達に関わらないと考えていた真人が甘すぎると思ってましたが、案の定ですよ。香帆を利用して復讐しにくることまでは予想外だとしても、無敵の人になって自分に危害を加えにくることぐらい予想出来そうなものですが。
次回は香帆視点ですかね?そろそろタイトル回収しそうですね。是非、真人と栄子の夫妻にはゴミクズカップル2人からの復讐を跳ね除けて、今度こそ幸せを掴み取ってほしいです。
作者からの返信
ご指摘いつもありがとうございます。
豪は自分のこれまでの行いが悪いとは微塵も思ってません。
精神の異常というより、彼の性格ゆえですね。
元々わがまま放題のお坊ちゃんなんで。
ゲームの提案者は確かに豪ですが、色々セッティングしたのは智樹です。
豪は参加者を募りはしましたが、それ以外のことは智樹に丸投げしてます。
だから事実上、智樹が主催者で豪は参加者の1人になります。
拓郎は経営能力がある男であることは間違いなかったので、
地位は相当高かったですがその他の問題が色々重なったことで、地に堕ちることになりました。
豪はそれを後ろ盾にしてただけですけど。
豪は拓郎のような経営能力はありません。
それどころか、社会人としては無能です。
社長になったところで倒産は火を見るより明らかです。
拓郎も口では継がせるとは言いつつ、後継者については別に考えていたんでしょう。
そんな2人が良好な関係になっていたのは、おっしゃるように思考回路が同じだからです。
拓郎は人間としては終わってますが、社会人……社長としては本物です。
性格があれだから暴力団と何か関わりがあると世間では思われるみたいですが、事実無根が真実です。
性格さえまともなら、社会が求める人材になりえたかもしれません。
豪は栄子の前では善人ぶっているので、あのまま結婚すれば表面上では良い結婚生活を送れたでしょう。
でも、いずれはまた趣味とか言って不倫に走ると思います。
子供ができていたら栄子の育児で良識ある人間に育つでしょうが、豪の血が入っているから性格が歪んでいたかも……。
香帆は豪を心から愛する人であり、この世で唯一の居場所です。
だから豪の気持ちが栄子に向けられていたと知り、怖くなったんだと思います。
豪に復縁を求められた時は、喫茶店での彼の仕打ちで躊躇していましたが、やはり香帆にとって豪はかけがえのない存在。
豪の言葉を信じ、受け入れてしまったんでしょう。
豪の言葉を借りれば、惚れた方が負けです。
真人は人が良く基本的に甘い男です。
だから相手が極悪人だとしても、
徹底的に疑うことをしません。
そうでなければ善悪問わず、治療を施す医者にはならないでしょうから。
次は香帆視点ですが、香帆の両親やその他の人間の結末を簡潔に書きたいなと思います。
あと、タイトルで真人を地獄に落とすと言っていますし、バッドエンド予定なので、ハッピーエンドはどうかな……。
編集済
風俗が必ずしも地獄だとは思わないし香帆だったら楽しくやってたんだろうな
香帆の姉くらいの地位とプライドがあったら話は別だけど
楽しそうで羨ましいわ
作者からの返信
感想ありがとうございます。
経験豊富な香帆なら風俗は天職でしょうね。
豪に捨てられたショックがあるので楽しいかどうかはわかりませんが……。