第11話

俺たち4人で、さらに海を進んだ。進んでから1ヶ月が経とうとしていた。その期間、船を奪って大きな船で生活していた。「皆さん!!見知らぬ人達が僕たちの方へときています!!」とウィズが叫んだ。は?マジかよ。俺たち殺されるのか?船はみるみるこっちに近づいてきて、船員たちが俺たちの船に乗り込みにきた。

「おお!船長!たくさんの飯がある!こいつら殺しましょう!」は????ガチで死ぬのかよ。いや、まてよ?超能力を使えば、、、。俺は考えた。またあんな気持ちになりたくない。考えてる時だった。「何やってるんだ力!!!!」前を見たら、大成が倒れていた。

え、、、?俺は現実を受け止めることができなかった。ちょっと待てよ。おいおいおいおい。なんでだ?これはどういう状況だ?俺は今確かに大成に危ないと言われた。前を向いたら大成が、、、「力さん。大成さんが!!」泣きながら俺の方を見た。他の敵はもういなくなっていた。「力!あいつら逃げたっすよ!!もういませ、、、、ん。力。大成が、、、」コタローが泣いていた。俺はなんでみんなが泣いているのかがわからなかった。もう一度大成を見た。「嘘だろ。」俺は言った。

「なぁなぁ。これって。こいつが俺をかばったのか、、、」俺はみんなに問いかけた。「はい。多分そうです。」ウィズは泣き叫びながらそう言った。コタローは黙ったままただ下を見ただけだ。なんでだよ。またかよ。神様。神様っ!!!!!!「あーー!!!!!」ふざけんな。ふざけんな。ふざけんな。俺は下を見つめた。あの時と、あの時と同じだ。俺の家族の遺体の隣にあったものが、そこには転がっていた。ビー玉のような透明な球。あいつら。俺の島を壊したやつと同じやつらか、、、?

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