第9話
しかし、その男は、、、。
ぐちゃっと潰れていた。それは無惨な姿だった。目が飛び出て、性別すら認識のできない体になっていた。血はそこらじゅうに飛び散っていた。俺は、人を殺したんだ。嘘だろ。やってしまった。途端に、俺は自分自身が怖くなった。こんな簡単に人が殺せちゃうのかよ、、、。「ありがとうございます!!!娘を助けてくれて!ありがとございますぅぅ!!」そう言われた。俺は素直に嬉しくなれなかった。そりゃ、そうだ。1人の人生を破壊してしまった。そいつがどんな悪党だったにせよ、人を殺したことに変わりはない。その人の人生を奪ったことに変わりはないのだ。これからは、こんな気持ちに何度ならなきゃいけないんだ?俺は知った。現実は甘くないことを。しばらくすると、目つきの悪い男が俺たちの前にいた。「この人が島で一番強いです。目つきは怖いですが、性格はいいです。」そう言って、去って至った。男は、「お前らの仇をうてばいいんだな?がっはははっは!!楽しそうじゃねぇか!俺も仲間に入るぜ!」とにやりたいしながら言ってきた。おいおい。大丈夫かよこいつ、、、。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます