第6話

俺たちが海を出てから1週間が経った。流石に1週間船を漕ぎっぱなしとなると、俺たちの体力もどんどんなくなっていっていた。もう俺たちの力だけじゃどうにもならない。そんな時だった!「おい!!力!!あれ島じゃないか??」

俺の耳には、今一番聞きたかったセリフが聞こえた。「嘘だろ??よっしゃあ!!大成!あそこにまずは行こう!」そうやって、俺たちは

やっと地面に足をつけることができた。

その島は有人島だった。俺たちの島などではないが、島民がいたのだ。まず俺たちは、仲間を集めた。嬉しいことに、ここは俺たちの言葉が通じた。「なぁ。そこの好青年!俺たちの仲間になって敵をころさねぇか?」その少年は、何とも言えない目で、俺たちのことを見つめた。それから、こう言った。「お兄さんたち。もしかして、島ごと破壊されたのかい?」予想外の質問で驚いた。何でこの少年は知っているのだろうか。有益な情報を得ることができるかもしれない!俺は返事した。「そうだ。俺たちの島は何者かによって破壊された。俺の家族や友達は全員殺された」少年は、「僕。あなた方の仲間になりたいです。僕の島も、何者かによって破壊されたんです。それで、この島の方々に助けてもらって住ませてもらっています。僕も仇をうつために、仲間になります!!」こんなにもあっさり1人目の仲間ができるとは思わなかった。まぁどうにせよ、仲間ができたことはとても心強い事だ。俺たちはもちろん少年を仲間に入れた。

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