2023-6-12
楽しいこと楽しいこと。すぐに思いつくものがない。私がもし三途の川を渡る時が来たら、その時に見える泡沫は鮮やかであって欲しい。そのために、楽しい思い出を作りたいのだが、最近は嫌なこと続きで叶いそうもない。通学時の電車で、松葉杖をついた30歳前後の女性が優先席には見向きもせず、一般席の人に席を譲って欲しい。と声をかけていた。なんのための優先席だ。今日はジャンプの発売日、コンビニに向かった。最後の一冊を立ち読みする、これまた30歳前後の女性。何故、お金を払う私が、対価も出さない醜さ極まりない人間のお古を使わなければならないんだ。こんなことばかり考えてしまう。どうせ短い人生の中でも泡にしかなれない思い出、すぐ消える。そんなものにさえも価値を見出す自分に酔っているのかもしれない。酔いが覚めても、思い出という歴史は消えない。それが暗い影となることだけは避けたい。何も分からない私の道標、川を渡る為の灯台にでもなれば、意味を見出さずとも確かにそこに存在を意識できる気がする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます