2023-6-6
日記を見る度に自分の文章力、語彙力の乏しさに落胆する。イメージをそのまま文字に起こすことすらできない私は、人と関わったところで理解されないのは当たり前だ。身の丈にあっていない、いっちょ前風な思考だけを持ち合わせていて、それが普通と言いたげな顔をする。実際、心に対し頭が悪いのかもしれないが、その逆である可能性も十分にある。心が子供が抱くような大人への憧れを帯びているかもしれない。どちらにせよそこの乖離が私を私たらしめるのだろう。今はそれだけで良い気もする。私の大学には、心も頭も子供なのに、体だけ大人の人は大勢いる。なんの面白みもないくせに、距離だけ近い。自分磨きもしてない髭、眉毛、産毛の処理されていない、ニキビもコンシーラーで隠そうともしない、髪だけは性格と対照的に明るい色で染めている、そんな顔の持ち主が、似た性質の中でどんぐりの背比べをしている。実に気持ちが悪い。そして私もどんぐりの1つに過ぎない。彼らと違うところと言えば、自分をどんぐりだと自覚していることだろうか。メイクをして、髪を整えて、ムダ毛の処理も欠かさない。これは私自身をどんぐりだと自覚できたからだろう。
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