2023-4-14

二個上の先輩と遊んだ。夜の七時に集合して、二件ほど居酒屋をハシゴした。先輩にはお互い酔っていたからかハグを求められることがあった。満更でもないのでハグ程度はした。ただ私にとっては手を繋いで歩くという行為が一番に感じた。ハグなんかよりも幸せだった。歩く時間も誰かと繋がっていられることは、それだけで意味を持つ。私は現代のルッキズムとかいう馬鹿げた風潮が嫌いだ。それを否定したくて必死にルックスを磨いている。僻みにならないように。だからこそ言えるのだが、彼女は特段可愛いわけではなかった。下に見る意味は一切無い言葉だ。ただ本当に気が使えて、先輩だからと二軒目は奢ってくれもした。他大学だし、先輩後輩の関係ではそこまでないのだが、年齢のみに縛られているようで、面白かった。そう、金閣寺を三周目、そろそろ読み終わりそうだ。

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