2023-3-10
岐阜まで日帰り旅行に行った。白川郷に行きたかったが、交通費の関係で、モネの池まで行って周辺の滝もみて帰った。モネの池は前々から行きたいと思っていた場所で楽しみだった。到着して最初に抱いた感想は、こんなものか。だった。期待値が高かった理由はインスタなどに上がる写真が実物を美しく加工しているものが多いからかもしれない。人間の目がカメラに負けているのは確かだと思う。しかしモネの池がとても綺麗なのも確かだった。期待値を下げて見ると池なのに、緑くエメラルドのように輝く水面、程よく赤色を足す草に、悠々と泳ぐ恋の存在感。全ての調和が取れていて、これがエモいということなのかと思った。エモいという言葉は使うほど価値が下がる言葉だと思うので、心動かされる美しい情景だと表現しておきたい。いまの語彙力ではこれが限界だろう。やはり自然は美しく、我々が作る人工物とは明らかに違う空気を纏っている。水面に映る私をみると自分の中身まで見えている気になる。同時に自然に包み込まれた気分にもなる。自分の中身がちっぽけだと思える。自然は好きだ。虫が少なければ、と限定するが。
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