2023-3-2

予餞会として、後輩が出し物をしてくれた。バンドやコントをしている人がいて、私にはできないことで感心した。もちろん私には私の特技があるだろうが、人の輝く姿を見ると、やはり比べずにはいられない。すごく普通な考え方だが、そう思う自分が嫌いだ。日常の中での小さな自己嫌悪の連続が積もり積もって心が病んでしまう。楽しいことももちろん日常は与えてくれる。今日だと、顧問ともめて退部したサッカー部の後輩が、部活動メッセージ内で私の名前を呼んでくれたことなどだろう。私はちゃんと慕われているのだと再認識できた。周囲からの評価が私の心を支えている状況は危ういが、辞められない。昨年から目指していた自分だけで心を支える人間になることは程遠いと実感した。私の友人は着々と大学入試の結果が出て、遊べる人が増えてきた。それは日常の中での幸せだろう。相対的に見ている結果、つまりマイナスから元の状態に戻っただけだが幸せを感じられる。こんなことが続き、いつまでもその感情も持ち続けられたらもしかしたら理想の人間に近づけるかもしれない。

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