最終話への応援コメント
切ないお話ですね。
すぐに引き込まれ、最後まで一気に読ませて頂きました。
短い文章の中で、二人のやりとりも気持ちも上手く表せていて良かったです。
冒頭の「日常のひとコマ」という言葉が、最後まで繋がっていて、構成も上手いなと思いました。
ありがとうございます。
楽しませて頂きました。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます。
構成は短編を書く上で一番意識している部分なので、褒めていただけて嬉しいです。
作家として生まれたての初心者ですが、沢山の伸び代があるということでこれからも努力し続けようと思っています。企画を立案していただきありがとうございました。
最終話への応援コメント
批評の企画から参りました。
構成もストーリーもお上手で、最後まで一気に読み進めました。短編という効果的に構成するのが難しい文字数ながらも、しっかりまとまっていて読みやすかったです。
序盤の「僕たちのシナリオ」で読者を引き込み、最後の感傷的な引きかつありきたりではない結末で読後感も不思議とよかったです。
それから、キャラクターを描くのがお上手だと思いました。私自身苦手としておる部分なので見習いたいです。
批評……と言いつつ、大きく気になった点はありません。二文目の「ドアを開けて入って来た僕に……」の部分で、地の文の視点が「僕」だから「来た」という言い回しに違和感があるなど、小さな部分だけです。気にならないくらいお話にのめり込めました。
いい作品でした。ありがとうございます◟̊◞̊
作者からの返信
多くの作品がある中で、本作を選んでいただきありがとうございます。
そして、コメントもしていただけて、飛び上がりたいような気持ちです。
短編ということで、登場人物や彼らの置かれている状況についてあまり細かい説明はせず雰囲気だけざっくりと切り取ってみたのですが……お気に召していただけていたら嬉しく思います。
違和感として触れていただいたのは、『ドアを開けて病室に入って来た僕に、君はそう笑いかけた。』の一文ですね。
筆者としては
①『君』の視点に『僕』が立っている
②『僕』は現在は病室にいるので、そこから過去を振り返っている
これらの理由が半々くらいの表現なのですが、読者の方に伝わらないと意味が無いのでそういった御指摘は非常に助かります。
恐らく二文目ということもあり、読者がまだどんな場面なのか理解していないので、余計に『来た』という言葉が違和感に映ってしまうのでしょうね。
これは、元から場面を思い描いて言葉を選んでいる筆者との認識の食い違いで、本来なら筆者側が歩み寄った表現をしなければならないところです。
やっぱり冒頭って難しいですね。
『入って行った』に変えるか非常に迷ったのですが、やっぱり優しい主人公は『君』に歩み寄った表現をするような気がして……。大した違いでも無いので直しても良いのですけれど、自戒も込めて今回は直さず今のままを保とうと思います。こちら側の(歩み寄る)実力不足であることも自覚しているため、非常に恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。
繰り返しにはなりますが、この度は本作をお読みいただき、そして批評のコメントを残してくださり、本当にありがとうございました。
これからもより一層努めてまいります。
またお目にかかる機会がございましたら、その時はよろしくお願い致します。
編集済
最終話への応援コメント
本音で殴り合おうの会にご参加くださり、ありがとうございます!
この手のジャンルも、短編も、普段はあまり読まないのですが、早速本音を。
完成度は高いと感じました。文章も読みやすく情緒的。死別が辛すぎるから留学としての普通の別れをシナリオとして演じる、というのも面白い。
特に言うことは無いのですが、強いていうならストーリーが成るべくして成った、いわば意外性がないものだと感じました。これはもう、難病ものである以上仕方ないのかもしれませんが、読む前から結末を察せてしまう。
おそらく作者様はこういうものが書きたかったのでしょうから、正直難癖に近いものだと思いますが。
シナリオを演じるっていう面白いテーマがあるのですから、それをもっと活かして、例えば序盤はあえて病院であることを伏せる。君が患者であることを伏せる。これが難病もので、結末は死別であることを伏せる。
でも会話や描写の端々から、ただの留学で別れるわけじゃないな?って徐々に読者に勘づかせて、最後らへんに種明かし。
みたいにするのも面白そうって思いましたね。
なんかそれだとジャンルそのものが変わってきそうな気もしますが笑
なんか批評というより妄想になってしまいましたが、以上です!
ありがとうございました!
作者からの返信
普段読まないジャンルでありながら、お読みいただき本当にありがとうございます。
ご指摘いただいた点について、的を射ているな、と感じました。
お察しの通り、「こういうシーンを書きたいな」と思い立って書いたものになるので、そもそもミステリー調にするという発想自体あまりありませんでした。
目から鱗というような気持ちです。
批評をいただくことの意義はまさにここにあるなと思いました。
お褒めの言葉もいただけて本当に嬉しいです(最近自分が書いたものに対して自信が無くなり始めていたので……)。
本当にありがとうございました。