かぐやと名付けた猫
saito sekai
なんだこれ!?妖怪変化かっ?
俺は、ひょんな切っ掛けで、毛の長い猫を飼う羽目になった。性別を確かめようとすると、「シャー!」と怒るので、「かぐや」と名付けた。これだったら、どちらでもいいかなと。そのかぐやがある時、満月を見て、ハラハラと涙を流したのだ。それを見た俺は、「こいつ…もしかして…」
そしてその時は、やって来た。月に吸い込まれる様に、かぐやの体は宙に浮き、やがて何処かで見たおじさんに変わったのだ。この人って確か、隣の部署で働いていて、少し前に失踪し、捜索願いが出ているはずだ。話したこと無いから、名字も知らない。そのおじさんの体は、やがて、月に吸収されて消えた。俺は、警察に通報するか、大いに悩む。 完
かぐやと名付けた猫 saito sekai @saitosekai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます