悪夢の教室

@MK321

第1話 いじめの始まり。

俺の名前は前原ハルト高校3年生。

楽しい高校生活を送っていた。

サッカー部に所属で顔もイケメンで密かにハルトを好きな女子もたくさんいるだろう。

来年には有名な大学にも進学予定だ。

このまま楽しい高校生活を送るはずだった。

送ると思っていた、そう今日この日まで・・・


ハルトは放課後、同じクラスのアオイとユカに呼ばれて教室にいくとそこにはルミがいた。

3人は同じクラスの女子だ。

ルミはスクールカーストでもトップ、プライドは高く女王様気質だかアイドルにいてもおかしくない美少女だ。

男子からも女子からも憧れの存在だ。

ルミ「ずっと前から好きでした」

ルミ的にはかなりアピールしていたがいつまで経ってもハルトから告白もないので自分から告白する事にした。

だがハルトからの返信はNOだった。

理由は部活と大学入試に専念したいからが理由だった。

ルミは泣き崩れた。ハルトはごめんと一言いって立ち去った。


それから一週間ほどしてルミに彼氏が出来たと友達から聞いた。

学校でも一番の不良のタカヒロ。兄貴は暴走族の総長らしい。真面目なハルトは絶対に関わりたくないタイプの人間だ。

でもハルトはルミに彼氏が出来て良かったと心の底から思った。


それから3日後昼休みに突然ハルトの教室にマサルとユウヤが入って来た。

マサルとユウヤはタカヒロが率いる不良グループの一員だ。

「おい!前原少し顔貸せよ」

いきなりハルトの胸ぐらを掴み引っ張る。

ハルトはいきなりの事に驚いた、教室のクラスメイトもざわついている


ハルト「いきなりなんだよ!」

マサル「とりあえずちょっとこいよ」

ハルトは教室で揉めるの嫌だと思いとりあえず着いていった。


そこは非常階段を登っていくと屋上に入る前に小さなスペースが有りそこが不良達の溜まり場になっていた。そこにはタカヒロとルミ、アオイやユカもいた。

タカヒロ 「おう、きたか。お前なんか俺達の文句言ってるらしいな」

タカヒロは腕を組み座って話す、その横にちょこんとルミが座っている。

ハルトは全く身に覚えがない事に驚きながら「えっそんな事言ってないよ」


ル「嘘はダメでしょ前タカヒロ達がうるさいとか頭悪いとか言ってたじゃん」

アオイやユカもそれに続き言ってたよね~と同調する。


タカヒロは立ち上がりハルト腹を思い切り殴る

ハルトはお腹を抑え倒れ込む。


タカヒロ 「お前とりあえず反省してるなら土下座しろ」

アオイ 「いいね~」

ユカ 「早くしなよ!」

ハルト 「俺は何も言ってない!」

ルミ 「全然反省してない見たいだよ?」とタカヒロの顔を覗き込む。

タカヒロはお世辞にも顔がいいとは言えない。ルミ見たいな可愛い彼女が出来たの初めてだ。

タカヒロはルミの前でかっこいい所を見せようとハルトの事を殴り始めた。

ルミ 「タカヒロつよーい!」とはやし立てる。


ハルトはもちろん喧嘩などした事もなく殴られるのも初めて。

ハルト 「もう勘弁して下さい」

余りの恐怖と痛みで泣きそうになりなが懇願する。

それを見てルミ、アオイ、ユカはニヤけている。


ルミ「反省してるなら土下座しなよ?」

タカヒロ「口答えしたし、全裸で土下座しろや」

ルミ「あはっそれいいねww」

アオイ「見たいかも~イケメン君の裸土下座ww」

ユカ「全裸告白土下座、、ウケるww」


ハルトは青ざめる。。全裸で土下座などできる訳がない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る