闇に叫べ!5 和歌山殺人事件
鷹山トシキ
第1話
竜崎警視 推理
残間 黒澤組に潜入 戦闘能力
菜奈 歴史
呂宋海 詐欺捜査
硴塚桜 文学
硴塚龍臣 特撮
嵐山若葉 妖怪退治、悪いことすると魔法
竜崎、残間、菜奈、呂宋、桜、龍臣、若葉の7人は和歌山にやってきた。
和歌山は県人口の約40%が暮らしている。中世には海南市の一部とともに「雑賀の里」と称された。江戸時代には御三家の一つである紀伊徳川家が治める和歌山藩の城下町として栄え、「若山」とも表記された。
2012年5月20日
京都市右京区の東映京都撮影所の第一ステージ付近で火災、鉄筋コンクリート平屋建て建物約1300平方メートルが全焼、けが人はなし。本件火災は漏電が原因であると見られ、撮影所は20年間電気設備を更新していなかったことが発覚した。
日本を含む北太平洋で金環日食を観測。
東京では午前7時32分頃、太陽高度35度で継続時間5分4秒の金環となり、同地域では江戸時代の1839年以来173年ぶりの観測となる。
5月22日 - 東京スカイツリーおよび、東京ソラマチなど周辺の商業・観光・業務施設を含む東京スカイツリータウン開業。
5月23日 - 里見香奈が史上最年少(22歳)の将棋女流4冠を達成。
5月24日 - 新潟県南魚沼市の国道253号線八箇峠トンネル建設現場で爆発事故、4人が死亡。
5月25日 - 名古屋高等裁判所、1961年に三重県名張市で発生した『名張毒ぶどう酒事件』第7次再審請求公判で、検察側の異議申立てを認定、被告人の再審請求を棄却。
二宮孝則は和歌山を地盤とする黒澤組組員で、子分の中村(郷ひろみ似)・残間ら5,6人を引き連れ、シマを荒す今村組組員と抗争をする日々が続いている。静岡を拠点とする猪田組は、5年前まで愚連隊でしかなかった今村組を橋頭保にし、和歌山を手中に収めようと企んでいた。孝則の兄で、黒澤組若頭・二宮鉄二は武器が足りないと危惧し、和歌浦の米軍基地界隈に住む幼馴染で銃ブローカー・森二郎と会う。森は幽白の幻海に似ていた。
鉄二は城島茂に似ていた。
手元に捌ける拳銃がない森は、磯ノ浦のカフェ『ガリレオ』の支配人・大島健太郎が、闇商売として扱っていることを教えた。大島は頭師孝雄に似ていた。
鉄二は背に腹は代えられないと行く決心をするが、森は大島が嵐山会から密輸していると踏んでおり、そこを突けば手に入るかもしれないが、芳しくない噂も耳にしていることから、気をつけるよう鉄二に念押しする。
同時刻、黒澤組は旅館『あらしやま』で賭場を開き、収益確保に走っていた。鉄二は大島に会うと、『嵐山会』との関係を匂わしながら、とぼける大島と交渉を進める。この時、『あらしやま』では今村組が組員4人で襲撃し。入り口を守っていた鉄二の子分が銃撃で負傷した。この事件で警察が来ることが想定した代貸・五十嵐は客を急ぎ帰し、賭場を止む無く閉める。五十嵐は段田安則に似てる。
和歌山県警捜査四課の
その翌朝、紀の川沿いで鉄二が死体で発見された。鉄二はカナヅチなために川で泳ぐことなど有り得ないと孝則。宇坪や竜崎は敵対する今村組の犯行と睨み、残間・呂宋両刑事や和歌山署員と共に、今村組のガサ入れを行うが、拳銃を発見できなかった。
呂宋は『あらしやま』の女将、嵐山映美の旧友だ。和歌山署の取調室で映美と向かい合っていた。どことなく財前直見に似ている。『電池が切れるまで』で主演を務めていた。
「豊かな暮らしをしていくには仕方がなかったのよ」
黒澤組と取引をしていたようだ。
少年のころ今村組に入り、ホステスでのトラブルなどから犯した殺人によって、人生の大半を刑務所の中で過ごしてきた小倉勝三が、20年にわたる刑期を終え出所する。友ヶ島の弁護士に身元引受人になってもらい、生活保護を受けてアパートでの一人暮らしを始める。近隣住民とのトラブルなどもあったが、階下に住むチンピラの五十嵐やスーパーの主人などと親しくなり、徐々に社会生活に復帰していく。
小倉はどことなく堂本剛に似ていた。
「異人館村での事件を解決したのはアンタだよな?」と、五十嵐は冗談を言ったりした。
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