【日常】7月の読書記録
◆廣嶋玲子著『十年屋と魔法街の住人たち④銀行屋と小間使い猫』
『銭天堂』で有名な方ですが、私はこちらの『十年屋』シリーズの方が好きです。外伝4巻目となる今作は執事猫になった子ネコのお話。健気で可愛らしいです^^
それにしてもこの作家さん、凄い執筆ペースですよね……驚異的。
◆佐野晶著『怪物』
まだ映画も公開中の本作。職場でオススメされましたが、予告が怖かったため小説を読むことに^^; 感想は、とにかくモヤモヤ……。色々な人間の視点で事件を描きつつも、最後まで色々なことが明らかにならないまま終わるのでスッキリしませんでした。『藪の中』っぽさを出したかったのかな?
◆七月隆文著『サラと魔女とハーブの庭』
周囲に馴染めずにいた少女が祖母の家に行き、子どもから大人へと変化していく物語。こちらは『西の魔女が死んだ』を彷彿とさせるお話でした。
予想していたよりは終盤にグッときて良かったのですが、やはり中高生向けの印象。読書慣れしていると物足りないかもしれませんね。
今月はこの3冊を読みました。他の小説と比べるのは良くないと分かっていつつも……ですね。特に3冊目はネットで感想を調べてみると同じ意見が多くて、それだけ有名作品と似た構成は引っ張られてしまうものだなと感じましたね。
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