【作品】「騎士」について③

 さて、今回はキーマ。金髪の美形で長身。物腰柔らかでモテる彼は、ヤルンとは真逆のキャラクターです。「飄々ひょうひょう」という言葉がピッタリだと思っています。


 キーマについては最近、やっと生まれや育ちについて明かしました。できるだけ謎めいた雰囲気を出したかったので、こんなに遅くなってしまいました。あちこちに伏線を張ったつもりなのですが、少しは驚いて頂けたでしょうか?


 出身も、最初はどこかの王子にでもしようかと考えていました。でも、やはりヤルンと逆が良いと現在の形に落ち着きました。その視点でヤルンとの出会いのシーンをお読み下さると、セリフが違って聞こえるかもしれませんね。


 ちなみにココの結婚騒動では、座談会で「んー、じゃあココ、うちにお嫁さんに来る?」と軽口を叩いていますが、これは嘘です。

 実家の跡継ぎを巡るゴタゴタにうんざりしているので、魔導師に嫁に来られると話を蒸し返されそうで困るんです。ヤルンとくっ付いてホッとしています^^;


 こんな感じで、キーマの言葉には結構「嘘」や「裏返し」、「適当」が含まれています。ヤルンもココも純粋なので、あまり気付きませんが……。


 そんな彼も、とうとう魔導士の卵になりました。(バレると実家からあれこれ言われそうなため)秘密が増えて面倒だなぁと思っている反面、一度は捨てた思いが成就した嬉しさもあります。魔力自体はほとんどないので、また違った術者になっていくことでしょう。


 なお、キーマの弟はダール。妹はタドカ。

 良かったら名前をくっつけて検索してみてくださいねw

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