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  • 断絶が起こるまでのへの応援コメント

    同じ職場の人の出身地に招待されたら、ちょっとしたカルチャーギャップに驚いた……なんてレベルの話ではなかった! 言葉の違いや文化の違いでは片づけられない、存在の根幹から異なる世界のありように、読み進めるほどにゾクゾクしました。「あら。それならもう少し~」のこの台詞の内容がもう。しかもこれら言葉をきちんと認識できてしまっているんですね。おおお……おおおお……(慄く

    仮面が象徴するように扉をくぐったその時から世界は違ってしまっているのに、主人公(も読者)もそのことを少しずつしか認識することができなくて、じわじわとその中に取り込まれていく感じがとてもよかったです。よく見知った風景に思えたものが実は根本から異質なものだった、と身をもってわかる、あの、世間話の続きのような「あら。」の台詞。おおおおおお……。
    楽しい読書体験をありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ゾクゾクしてもらえたようで、よかったです!
    本作は、もはや人間なのかというほどに根本から成り立ちの違うジ地域の人たちですが、そういう人たちがしれっと隣に紛れている不思議(というより、恐さ)をツツハコの記憶に触れることで追体験する、というものでした。
    特に「少しずつ取り込まれていく感じ」は意識して書いていたので、ツツハコに及んだジ地域による侵食を感じてもらえたことを嬉しく思います。
    そう、ジジェフュールのお母様の言葉、分かっているのですよね……ふふふ…………!

    こちらこそ、楽しんでいただけて本当に嬉しいです!お読みいただきありがとうございました。