アリエス

やらずの

アリエス(1)

 国際宇宙通商連盟は東部時間[-5:00(EST)]の一八日未明、木星第三衛星であるガニメデの公転軌道上宙域にて上海宙商公司に所属する航宙船が行方不明となっていたアリエス・ヘンリエッタ博士を発見、保護したことを発表した。

 博士は文化人類学の国際的な権威。二五年前に木星第二衛星エウロパにおける地球外生命体探索計画――通称〈ラインスター計画〉に参加し、小惑星帯での遭難事故により行方不明となっていた。

 地球への帰着は地球時間四日後を予定。その後、健康状態などを考慮して会見が催されることになっている。

(二〇九一年四月一八日 ユナイテッド・タイムズ紙より抜粋)


   1


 行方不明の母が見つかったという報せを受け取ったのは私が三二歳の誕生日をひっそりと迎えた翌日のことだった。正直なところ困惑のほうが大きかった。それどころか喜びも悲しみも、私の心のなかのどこにも湧いてこなくて、そんな風に薄情な自分に驚きすらもしなかった。

 母が宇宙のどこかで消息を絶ったという事実をニュースで目の当たりにしたのが今から二五年前。私がまだ七歳のときだった。もちろんそれなりに大きな騒ぎにもなったし、タブロイド紙の記者が家を訪ねてきたこともあったから、それなりに鮮烈な記憶ではある。けれど私は当時ですら悲しむというより、これからどうなるのだろうという不安のほうが強かったくらいだった。

 捨てられたのだと思った。もちろん不慮の事故が原因で、母の意志によって宇宙の片隅で消えたわけではないことくらい分かっている。だけどまだ幼い私を地球に残して、そういう危険があると分かっている計画に参加したのは紛れもない母の意志だった。

 報道陣や観衆に手を振って、航宙船に乗り込んだ母と目が合わなかったことを思い出した。真っ青な空に白い線を引きながら、遠く見えなくなっていった宇宙船を思い出した。このとき抱いていた、あるいは幼いながらに考えないようにしていた〝捨てられた〟という漠然とした私の感情は、母が事故に遭ったと知って確信に変わったことを思い出した。

 だから今更見つかったと言われても喜びはしなかったし、母のことはもうとっくに私のなかで消化されきった出来事だったから、どんな些細な感情の波も起こりはしなかったのだ。

 それなのに、私がこうやって、わざわざケネディ宇宙センターにまで脚を伸ばしているのは、ただ単に生活とお金のためだった。母の発見と帰国に際し、私に番組出演を依頼してきたテレビ局はネットテレビを含めて四七社。そのうち一番高いギャラを提示してきたのはAZエンターテイメント社で、それは私が勤務先のヴィーナス・ホステルで半年間シーツを整えてゴミ箱を掃除するのに相当する金額だった。

 だから私は、だんだんと大きくなってくる白と鈍色の航宙船をこの目にただ見ていた。いや、見るという行為にもし何らかの意志や気持ちが介入するのだとすれば、私の目はただその光景を映していた。空を羽ばたく鋼鉄の翼はゆっくりと波打ち、やがて報道陣や観覧客が集まっているターミナルの、目と鼻の先に着陸する。

 ターミナルは緊張と高揚で張り詰めていた。シャッターの音が響き、フラッシュが瞬いた。キャスターたちは真剣な表情でカメラに向かって何かを喋っていた。私だけがその場の空気から取り残されていた。

 国内有数の宇宙港として機能するケネディ宇宙センターの風景は、空港とそれほど変わらない。宇宙で採掘した資源をお腹に抱えた航宙船が鈍色の両翼をはためかせながら降り立つ。停泊する航宙船のあいだを埋めるよう、あちこちに誘導車マーシャリングカー牽引車トーイングカー、コンテナが並んでいてそのさらに隙間ではセンターの職員が規則正しく管理された動作で忙しなく動いている。空港と違うのは、防疫服や軍服を着た職員が大勢いたり、ロケットやシャトルの発射台がすぐそば見える点だろう。

 あの日もちょうどこんな青い空だった。異星知性生命体――つまるところ宇宙人の発見と彼らとの接触を目指す〈ラインスター計画〉は大いに注目を集め、その事実を物理的に示すように世界中の報道陣やギャラリーがこのケネディ宇宙センターに集まっていた。

 航宙船のハッチが開く。タラップが設置され、間もなく最初に宇宙飛行士たちが降りてくる。宇宙飛行士に両肩を支えられた母が姿を見せたとき、ターミナルを満たしていた高揚は最高潮に達し、歓声と拍手に変換されて爆発した。どこかの誰かが指笛を鳴らす。私はやっぱり、冷え切った眼差しでその様子をただ目に映していた。

 二五年もの間消息不明だった母は、身体にどんな影響を抱えているかが不明ということで厳重に宇宙服を着せられていて、顔まではよく見えない。もしあれが、中身に綿を詰めただけの人形だと言われても、私はたぶん納得した。それくらい、私にとっての母の記憶は空疎だった。

 宇宙飛行士に支えられながら、母が一歩一歩タラップを降りてくる。ヘルメット越しに母だという人間の顔が見えた。宇宙は地球よりも時間の流れが遅いらしいけれど、二五年という月日はいくらか母を老けさせていたように見えた。母はタラップを降りきると用意されていた車椅子に座らされた。私はテレビクルーに促され、タラップの下まで移動させられる。車椅子が向きを変え、母と私は向かい合う。

 カメラが回っていた。感動の再会を期待されていた。けれどこの瞬間にいたっても、私にはどんな小さな感情すら湧かなかった。

「おかえり」

 私は辛うじてそう言った。母は何も言わなかった。


   †


 母はそのまま病院へと運ばれて、精密検査を受けることになっていた。私はほんの一瞬だけ交錯し、そしてまた去っていく母の背中を見つめていた。やがてカメラが私に近づいてきて、コメントを求める。

「ヘンリエッタ博士に、おかえりと言葉を掛けていましたが、あれはどういう感情から生まれた言葉だったんですか?」

 不躾だな、と私は思った。だから「そのままの意味よ」とだけ、なるべく感情を乗せない声で言って、母とは反対方向に背を向けてその場を後にした。

 みるみるうちに小さくなっていく私の背中をカメラは執念深く映し続けていて、「二五年ぶりの再会。やはり娘のローガンには整理し切れない複雑な感情が溢れていた」と知った風なナレーションが流れる。

「――何回観れば気が済むの。やめて」

 私は夫のジョナサンが抱えていたタブレット端末を取り上げる。ソファに座っていたジョナサンは不服そうに私を見上げていた。

「なんだよ、ローガン。せっかくテレビに映ったんだから、少しくらいいいじゃないか」

「映りたくて映ったんじゃないの。いい加減にして」

 ジョナサンは能天気で鈍感だ。もちろん私と母の事情は知っている。それなのに放送の次の日には自分の妻がテレビに映ったことを会社の同僚たちに堂々と自慢して帰ってきたし、あれから一週間が経った今も、日に一度はこうして私が出演した番組を観ている。きっと彼にとっては、私のアイデンティティを揺さぶるようなこの出来事も、プロのメイクが施されていつもと見違えた妻が物珍しく感じられる程度のことでしかないのだろう。これまでにジョナサンの鈍感さに救われたことがなかったわけではない。けれど、今の愚鈍はどうにも腹立たしかった。

 私はタブレットを取り上げたままリビングから立ち去ろうとする。観念したジョナサンは机の上のリモコンへと手を伸ばし、先月中古で買った六〇インチの画面に電源を入れる。

 明かりの灯ったテレビはニュースを映していた。火星のマルシアニウム第三採掘場が資源枯渇で閉鎖され、マルシアニウムの一時的な価格高騰が見込まれると、キャスターが深刻そうな表情で話している。そもそも高価な宇宙産の鉱物は、私たちの生活には何の関わりもなかったけれど、ジョナサンは真面目な顔でニュースを観ていた。

 二〇四〇年代後半から一気に宇宙開発が進んで、宇宙は昔よりも随分と身近なフィールドにはなっている。だけどそれは一部の専門家やエリート、大金持ちに限った話で、それから半世紀が経とうとしている今も私たちのようなごく平凡な市民にはアジアとヨーロッパの狭間で飽きもせずに続いている内戦よりも実感のない話題に過ぎなかった。

「どうやら人間ってやつは、この宇宙の全てが自分たちのものだと思ってるな」

「手が届く範囲のものを利用しようと思うのは自然でしょ。ほら、消して」

 私はジョナサンからリモコンを取り上げようとする。しかしジョナサンが身をかわし、ちょうどそのタイミングでテレビの画面が切り替わる。どこかの会見場が映し出された。

『もう間もなくヘンリエッタ博士が会見に臨むようです――』

 立ち止まった私はうんざりした。会見場を映すテレビを睨みつけて、それからジョナサンの横顔を睨んだ。

「ちょっとジョナサン、消してよ」

「いいや、見させてくれ。世紀の瞬間かもしれないんだ」

 ジョナサンはやっぱり能天気だ。母の口から宇宙の何が語られようと、彼の人生にはほとんど関係ないというのに、宇宙というロマンのなかに自分の一部を映し込んでいる。私はそんなジョナサンにも、もちろん私の生活に影のようにつきまとう母にも、心の底からうんざりしていた。リビングから立ち去ろうとすると、テレビから漏れる音声がわっと湧いた。思わず視線を向けると、フラッシュが焚かれるなか車椅子に乗る母と担当医らしい医者が二名、姿を現したところだった。

 母は随分と老けていた。もちろん六五歳という地球での年齢を考えれば若々しいほうではあるし、ケネディ宇宙センターで再会したときよりも顔色は随分とよかったけれど、髪は細く薄くなり、頬や首のあたりは弛んでいるのが画面越しでも見て取れた。

 変わっていない部分を探すほうが大変だろう。そもそも母との間にまともな思い出がないのだから、記憶だって曖昧だった。けれど母が伏せていた視線を上げた瞬間に露わになった、その緑色の綺麗な瞳の、突き放すような力強さだけは相変わらずだと思った。

 最初に母が壇の中心につき、それから担当医二名が母を挟むように着席する。それが会見のスタートの合図だった。

『今日は集まってくれてありがとう』

 少しばかりの沈黙のあと、母がゆっくりと口を開いた。会場にいなくとも、そこにいる全員が息を呑んだのが分かった。緊張を紛らわすように、シャッターの音が鳴り響く。

 これから語られる母の言葉には、世界で一番ホットな視線が注がれている。そして私もまた、ジョナサンやその他世界中の大勢が向けるような期待と熱ではなかったけれど、母の言葉へ研ぎ澄まされた意識を向けていた。娘を捨ててまで手に入れた長旅で、あなたは一体何を見て、何を経験したのか――この二五年は母と人類にとってどれほどの意味があったのか、それが分かれば少しは母の生還を嬉しく思ったり、捨てられたことを憎んだりできるかもしれないと、私は思った。私は私のために、母だというその女の言葉に耳を傾けていた。

 けれど母は何も語らなかった。いや、会見自体は二時間半にも及んだ。しかし世界の人々が求めている、肝心なことは何一つとして語らなかった。いや、語れなかったのだろう。母は皆が期待するような異星知性生命体とは接触などしていなかったのだから。

 母たちを乗せた航宙船〈ランヴァボン〉は小惑星帯で偶発的に生じたワームホールに呑み込まれて損傷。母は数人の同僚とともに探索用の小型航宙艇に乗り込み、辛うじて母艦を脱出した。意識を失っている間に地球とは異なる惑星に不時着。母が目を覚ますと、一緒に逃げた同僚たちは不時着の衝撃で死んでいた。一人生き残った母は奇跡的に摂取可能な果実と水源を見つけ、故障した航宙艇を修理しながら生活を営み始める。

 四季のない惑星。気候は地球の熱帯雨林気候に近く、時折スコールが降った。朝も昼もなく、夜明け前のような薄闇が延々と続いていた。植生しているどの植物も、一つとして見たことのないものばかりで、植物同士で捕食を繰り返していたが人間である母には目もくれなかった。母はそんな植物たちが気まぐれに与える恩恵を受けながら、耐え忍び、生き伸びた。

 どれくらいその惑星にいたかは分からない。やがて母は長い時間ののちに航宙艇の修理を終え、再び宇宙へと飛び立った。そして長い放浪の末、奇跡的に発見された。

 母は全ての光景を克明に語ってみせた。記者たちの質問攻めにも淀みなく、的確に、応じていった。それはまるで話すことを前もって入念に考えてきているような、完璧な応答だった。

 けれどそんな母が終盤、ほんの一瞬だけ答えに迷った瞬間があった。

『やはり地球帰還の原動力は、残してきた娘さんの存在が大きかったのですか?』

 UBSニュースの女性記者がそう言った瞬間、もしかしたら私は何かを期待したのかもしれない。けれど母の表情ははっきりと強張った。それは忘れていたものを思い出させられたときの表情に似ていた。

『そうね。早くあの子の顔が見たいわ』

 母は笑顔を貼り付けた。その言葉も笑顔も、全部明確な嘘だと分かってしまうことが、どうしようもなく辛かった。


   †


 私にとっての母というのは冷蔵庫にマグネットで貼り付けられた一〇〇ドル札だった。

 私には母に抱きしめられた記憶も、母と手を繋いで出かけた思い出も、褒められた覚えだってない。エレメンタリースクールの授業参観にだって来てくれたことはないし、三者面談はいつも母だけオンラインでの参加だった。母は私に、世の中一般の母親が子供に注ぐはずの愛情の、たったの一欠片だって与えられはしなかった。

 その代わり、そんな私に与えられたのが冷蔵庫の一〇〇ドル札。

 母は週に一度、あるいは何かの約束を守れなかったときはその都度、まだお金の使い方すらよく分かっていない私に一〇〇ドル札を与えた。それは母にとって娘に対して無関心でいることへの免罪符であり、与えた愛情と自由を量るための尺度でもあった。だけどそれは私にとって、無関心の証明に他ならなかった。だけど私はさみしさを呑み込んで、母から貰ったそのお金で友達を買った。この紙切れを使って相手に与えることが愛情なのだと、母を模倣した。

 キヨスクでコーラとマーズバーをたくさん買って配ると、クラスメイトたちは喜んだ。私に賞賛と羨望を向けてくれた。だけど七歳のときに母が宇宙の彼方へ消えて一〇〇ドル札が手に入らなくなると、友達だと思っていたクラスメイトたちは離れていった。そのとき私は、やっぱり母がくれたあの紙切れは愛情なんかじゃなかったんだと改めて理解した。

 いや、たぶん本当は最初から分かっていた。それでも私は母を信じたかったのだ。母にちゃんと愛されていることを確かめたかっただけなのだ。

 けれどそのことに気づけたときにはもう、母はいなかった。寂しさも憎しみも怒りも悲しみも、湧いてはこなかった。私にはただ、愛されずに捨てられたのだという事実が残っただけだった。


 寝室でボディクリームを塗っていると、Tシャツ姿のジョナサンが入ってくる。ジョナサンは私に背を向けてベッドに腰を下ろすと、深く溜息を吐いた。

「残念だったよな」

「何が?」

 脚にクリームを塗り込む。ローズマリーの優しい香りがふわりと漂う。

「何がって、そりゃ、お義母さんのことだよ。てっきり宇宙人に会ってるとばかり思ってたんだけどな」

「そうね」

 たしかに残念なことだった。母は私を捨てた二五年で何の成果も上げられず、すごすごと地球に帰ってきた。私が捨てられたことは無意味で、母の二五年は無価値だった。

「お義母さん、これからどうなるんだ?」

 ジョナサンが移動して横になる。ベッドが僅かに沈んだ。私は塗り終えたクリームの蓋を閉めてから、彼に「さあ」と返事をした。背中に、ジョナサンの視線が感じられた。

 母の今後がどうなるかなんて、私には興味のないことだった。願わくばもう二度と私の生活と交わることがないよう、どこか遠くで慎ましく過ごしてほしいとさえ思う。

 ベッドに横たわってサイドボードの明かりを消した。肌に触れるシーツはほんのりと冷たくて、私は足を擦り合わせる。すぐに体温が背中越しに近づいてくるのが分かった。

 あえてジョナサンに背を向けていたのに、後ろからジョナサンの腕が回されて、私を抱きしめる。耳元に口づけをされて、生温かい吐息が触れた。

「ごめんなさい。疲れてるの」

 私はジョナサンの腕を振り解く。暗闇のなかで薄っすらと見えたジョナサンは、申し訳なさそうに眉を下げていた。

「ごめん」

「謝らないで」

 悪いのはジョナサンではなかった。

 私たちはもう八ヶ月、セックスをしていない。

 ジョナサンは結婚して二年になる私たちの間にずっと子供を欲しがっている。彼自身が子供好きというのもあるだろうし、両親に孫を見せてやりたいという気持ちもあるのだろう。それはベッドルームで醸されるジョナサンの表情や態度からも、痛いほどに感じられる。

 だけど私はジョナサンを受け入れることができなかった。

 とはいえ結婚当初は、あるいは若いころは、私だって人並みにセックスをこなしていた。したいんだろうなと男の雰囲気を察して、行儀よく、彼らの腕力に身を委ねた。けれど結婚して、セックスはコミュニケーションと快楽とは違う意味を帯びた。当たり前だけれど、セックスというのは子孫を残す行為で、子を為すための行為なのだ。

 私は急に怖くなった。これまで平気な顔で受け入れられていたはずの、私のなかを出たり入ったりするペニスが、あるいはそれを受け入れ続ける私のヴァギナが、とてつもなくおぞましいものに思えてしまった。

 どうして女の身体には穴が空いているのだろう。底の抜けた花瓶にはいくら注いでも水が溜まらないのと同じように、私の身体も留めておくべき大切な何かを溢し続けているのではないかと思った。私は恐ろしくなって、内ももを擦りつけるように脚を閉じるけれど、そういうことで止められるものじゃないことは分かっていた。

 父の顔を知らず、母に愛されなかった私が、正しく十分な愛情を子供に注げるのだろうか。親の愛を知らない私が、親になることができるのだろうか。

 答えの天秤は今も悪いほうへと傾いたまま、動く気配がない。

「愛してるわ。おやすみ」

 私はジョナサンにそう言って、彼の頬にキスをする。

 吐いた言葉はひどく空疎で、ベッドのなかは薄ら寒い。

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