パラレルワールド青春戦記

@pgtjwm147

第1話 離婚

 中3の6月1日、両親は正式に離婚、中3の狂助は父親が親権、中2の妹は母親が親権、大学生の姉は留学生で、父親に親権。 

 この自宅にいない家族、この夜に鴉が来る。

 鴉

 「使い魔のプナと申します、宮城狂助君ですね?」

 狂助

 「そえだよ鴉さん」

 プナ  

 「主の命で、力と知識と拳銃型COMPの継承をしにきました」

 狂助

 「分かった、拳銃型COMPってデビルサマナーだよね?」

 プナ

 「はい」  

 狂助

 「デビルサマナーの最初は悲しい内容だった、ソウルハッカーズは内容に問題はない、だが最後に仲間達が別れた話が悲しかった」

 プナ  

 「なら貴方が変えればいい、貴方が主人公だ」

 狂助

 「うん、そうする」

 力、知識、拳銃型COMPの継承。

 プナ

 「ではさようなら」

 別れた。

 狂助は中学校は継続中、この進学もあり、狂助は高校を普通科に定めた。

 父親は高校は工業高校を希望、この話し合いの結果、狂助は普通科に進学する予定も、学費は自腹となる。

 図書室の教師に相談、この学費は分割払いも可能、この普通科高校に進学と分割払いを申請。

 勉強はコツコツと行う日々。

 成績は少し伸びた。

 6月の30日。

 1996年の狂助。

 この拳銃型COMPを練習、他に妖術、陰術、邪術、秘術、空術、幻術、闇術、水術、風術を練習中。

 古代魔法、精霊魔法、呪歌、一般攻撃魔法、一般強化魔法、一般防御魔法、一般弱体化魔法、一般状態変化魔法を練習中。

 通常召喚、儀式召喚を練習中。

 念能力を練習中。

 属性は風、雷、闇、邪、妖、幻、空、陰になった狂助。

 7月のテスト、この成績は志望校合格コースに安定と保証された。

 夏休み、父親、祖母、狂助の3人で暮らす。

 隣の夫婦も離婚、向かいの夫婦も離婚。

 宿題以下は7月中に完了。

 8月の1日。

 この朝から街中を歩く狂助。

 また買い物はおしゃれが大半。

 5日の昼間、コンビニから出た狂助に真正面に2人、左右に1人ずつ。

 狂助

 「説明はいらないね」

 ボクシングの構え、この右の男の顎に裏拳、一撃に転倒。

 殴り掛かる真正面の2人、左の1人、この斜めに後退、近い男の顎を打ち抜く。

 2人が倒れる。

 左の男がナイフを取り出す、この喧嘩に真正面の片方の腹を打ち、足を踏み、喉を手刀に打った。

 ナイフの男の斬りは斜めに後退に回避、この足を踏み、喉を手刀に打った。

 ナイフを落とした男に掴んで背負投げ。

 4人をのした後に立ち去る。

 若い女

 「中学生の割にはやるね」

 狂助

 「観客の要望は答えないよ」

 若い女

 「最初は観客だった、だが今はスカウトにいる」

 狂助

 「族?」

 若い女

 「違うな、とあるクラブを拠点に活動する少数精鋭のチームだ」

 狂助

 「チームね、犯罪はしたくないで」

 若い女

 「加害者じゃない、被害者の味方だ」

 狂助

 「正義の味方でもするの?」

 若い女

 「うーん、間違ってないな」

 狂助

 「悪い人じゃないね、宮城狂助、中3」

 若い女

 「二葉美香、高3だ」

 狂助

 「そう、詳しい話を聞く為にマクドナルドかな」

 このマクドナルドに詳しい話を聞いて、チームに入る交渉と契約書を制作、この内容に署名を入れて、半分は狂助、半分は美香が持つ。

 チームの名前はホワイトスノー。

 場所の案内とクラブに入り、他のメンバーと自己紹介。

 狂助

 「ホワイトスノーのリーダーが美香で、サブリーダーが早瀬さんね、髪を染めた稲瀬さん、少し小さい体格の炎さん、最後に怖いのか、それとも不機嫌なのか、人相が黒い湊さんですね」

 美香

 「頭が良いな」

 狂助

 「どちらかといえば早瀬さんは2メートル、稲瀬さんは190センチ、炎さんは168センチ、湊さんは160センチ、美香さんは170センチ、で俺は170センチ、どうしても身長が気になるチームメンバーだから」

 湊

 「なんでわかんの!」

 狂助

 「身長と体重は外さないです」

 炎

 「体重もか?」

 狂助

 「湊さんは51キログラム、炎さんは50キログラム、美香さんは59キログラム、稲瀬さんは90キログラム、早瀬さんは110キログラム」

 湊

 「凄い、当たってる」

 早瀬

 「身長、体重を外さないとは」

 狂助

 「血液型とか、星座とかはわかりませんが」

 他にタロットを取り出し、全員に引かせた。

 狂助

 「アルカナですよね、最初だけアルカナである印です、貴方のアルカナです、興味があれば調べると様々にわかります、俺のアルカナはこの皇帝です」

 全員がアルカナ。

 湊

 「意味とかあるだろうけど、面倒ね」

 狂助

 「ええ、厳密には面倒です、稲瀬さんの戦車、難病、怪我、負傷者、重病、障害、様々な困難に生きながら、敵を撃破するアルカナ、真の意味は困難に勝て、ならば運命が開く、これですね」

 早瀬

 「ふーん、この法王は?」

 狂助

 「秩序、モラル、道徳心、倫理観、社会性、協調性、統治、信仰心、善の心を示すアルカナです」

 湊

 「ならさ、この恋人は?」

 狂助

 「まさに恋愛が多い人生です、幸せですよ、出逢いが多い男女のアルカナです」

 炎

 「なら吊るされた男は?」

 狂助

 「叡智、試練、偉大、反逆、抵抗、命以上を持つ唯一のアルカナです、貴方は試練に勝るといいですね」

 美香

 「じゃあ正義とは?」

 狂助

 「文字通りです、他はありません」

 タロットのアルカナと定められた運命を示すアルカナ。

 早瀬

 「皇帝とは?」

 狂助

 「勢力を築く主、他はありません」

 美香

 「成る程ね、狂助は皇帝のアルカナ、示す内容は勢力」

 狂助

 「人生に最も近いアルカナ、最初の一枚だけ」

 この狂助の場合は占い師、他に身長、体重の把握、また1対4に勝つ腕っぷしもある。

 湊

 「恋愛が多いだ」

 狂助

 「はい、恋人が多い人生です、多分、もう出逢いは多い人生です、20人以上は出逢ってます」

 炎

 「早瀬が法王か、成る程ね」

 狂助  

 「法王が示す内容とは寛容です、戦車が示す内容とは絶対の困難、正義が示す内容とは唯一無二の純白の正義、吊された男は試練、恋人は出逢い、皇帝は勢力を生み出す申し子です」

 稲瀬

 「絶対の困難か」

 狂助

 「稲瀬さん、絶対の困難なら、仲間を信じ、人を信じ、他者を許し、真の敵に一撃必殺です」

 稲瀬

 「成る程ね、これは大変だな」

 狂助

 「大変です、ですが運命に勝てるアルカナです、稲瀬さんは唯一無二の運命を覆せる、それが戦車です」

 湊

 「なんかタロット占い師とはあれね」

 狂助

 「厳密にはもぐりですけどね、当たるんです」

 他に占いタロットを開く。

 狂助

 「ありましたね、夕方にきますね、困難がきます、隠れた敵、欺瞞、失敗、幻想、示すアルカナは月です、また密会もご用心」

 湊

 「隠れた敵?」

 狂助

 「ええ、チームの隠れた敵です、ですが稲瀬さんに任せたら早い」

 この夕方まで待つ、この現れた男性が2人。

 稲瀬

 「なあ、なんとなくよ、裏事ねえか?」

 男性の片方

 「ないですよ」

 稲瀬

 「いや、なんかよ、鼻の奥に煙るだ、臭う」

 男性の片方

 「風邪ですか?」

 稲瀬

 「首筋がよ、ピリピリしてよ、血が出そうだ、きな臭いぜ」

 狂助

 「虫の知らせですかね、多分、墓が近いでは?」

 炎

 「厳密には場所が事故が2回あった交差点だ」

 狂助

 「不自然な事故でしたか?」

 炎

 「いや、被害者は即死、2人とも、加害者は刑務所、服役した」

 狂助

 「普通に多いヶ所です、所謂の都市の死角、事故、事件集中します、迂闊に歩いてはなりませんよ」

 湊

 「まじにあんの?」

 狂助

 「厳密にはあります」

 早瀬

 「これ不味いね」

 狂助

 「厳密には不味いです、都市でどうしても集中のヶ所があります、所謂の暴走族も嫌がるヶ所です、噂が8はある」

 片方の男性

 「慎重論ですね」

 狂助

 「似てます、実は夕方に知り合いが来ると占いに出てました、タロットの内容にある通りに」

 炎

 「タロットのアルカナは月、隠れた敵、欺瞞、失敗、幻想、また密会」

 稲瀬

 「どうも占いが当たってる」

 早瀬

 「当たってるよ」

 炎

 「命中してる」

 狂助

 「内容は夕方に月が来る、故に待ってました、2人の片方は月です」

 稲瀬

 「一軸、皆秋、片方は月の場合、ヤバい内容になってる」

 確認を入れた。

 一軸

 「依頼者がでない、しかも留守になってる、おかしい」

 狂助

 「これが月というわけです、罠だったでしょうね」

 災難を回避した占い。

 限定の範囲を占う狂助、代わりに的中率は100%。

 ホワイトスノーの新しいメンバーの狂助、タロットの占い師、また皇帝のアルカナ。

 












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