<64>詩え

毎日毎日

いっつも嫌になる

怒られてばかりの自分に

嫌気がさすし

自分はもう存在価値がないと

自分を自虐し始める


家に帰っても

お風呂に入っても

何もかも

どんなことをしても

僕の気持ちは満たされない


どんなに美味しい食事をしても

心はいっぱいにならないし

どんなにふかふかの布団に入っても

心は守ってくれないんだ


だから、うた

自分の存在価値をこの場でうた


分かってくれなくっても

冷たい目で見られても

それでも僕は言い続ける

ずっと、ずっと


僕たちはこの場で生きている

詩の中で生きている

言葉となって生きている

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