あとがき

 本作は制限文字数との闘いの末の結果であることを読者の皆さんに伝えておきたい。すなわち、作者としては伝えたいと思っていたことが十分に伝えられたとは到底思っていない。しかしながら、後々「追加稿」を加えて体裁を取り繕うようなみっともない愚行に及ぶつもりなど毛頭ない。それでも、作者が敬愛する読者諸氏には、本作のタイトルに組み込んだ七罪が本作中に在ることは十分に理解してもらえたであろう。作者としてはそれだけで満足なのである。

 最後に、駄文にもかかわらず、ここまで本作を読んでくださった読者の皆様に心から謝意を表したい。

 ありがとうございました。


二〇二二年一二月吉日  淀川 大

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