心より希う
瞬く間に消えた
何処に消えた
ひとり残され
茫然と闇を眺める
大事なものが抜かれた心
知らず一筋の滴がつたう
笑顔ひとつでも 残してくれたなら
どうにか越えることができるのに
いったい 私がなにをした
こんな仕打ちを受けるほど
あんたになにをしたというのか
どうすればいい
ここにある痛みの
海の底へ そこへと沈んでいく
どうして生きる この先 ひとり
どう生きればいい
あの時の 拗ねた顔
怒る顔 つられる笑顔
昨日まで そこにいた君らを
二度とこの手で 抱きしめられない
私は 指と指を強く絡めて
ひとり
安らかな眠りを心より
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