おれんじ色の君と僕
オレンジ色した空の下
おれんじ色の君と僕
いつか 会えるといいなって
そんな風に 思ってた
そんな君は 思いの外
若く見えるね
「かわいいね」
思わず 不意に口走る
「かわいいって……」
恥ずかしそうに微笑む君の
笑った顔が 愛しくて
両手を広げて 君を見た
一歩 一歩 近づく君の
細い背中を僕は包んだ
そこそこ大人の君と僕
僕の心は若葉のように
かわいい君に恋をした
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