サヨコが来るよ
生田英作
サヨコが来るよ
逢魔が時の真っ赤な空の下。
その子は、電信柱の陰からそっと手を伸ばして来た。
膝丈の赤いワンピース。
青白い顔。
真っ黒な瞳。
女の子の白い掌が、ゆっくりと伸びて来て──
『──────』
***************
息子の様子がおかしいと最初に言い始めたのは、一つ隣の駅にある実家から家事を手伝いに来てくれている俺のお袋だった。
「ねえ、ちょっといい?」
ねっとりと体に纏わりつく様な異様な暑さの七月のある日。
俺が帰宅すると先に帰っていた妻と顔を突き合わせて深刻な表情を浮かべていたお袋がリビングの方を見つめながら声を潜めて言った。
「ねえ、あの──」
ラジオ……
「あなた、見覚えある?」
お袋の視線の先には、夕暮れ時の薄暗いリビングの隅でひとりポツンと妙に真剣な表情でラジオに耳を当てる息子がいた。
(ラジオ……?)
今はほとんど見る事の無い、大学ノートくらいのサイズの置き型のラジオ。
無論、俺はそんな物を買った覚えも持っていた覚えもない……。
筈だ。
そう。
そう……。
(…………)
「なあ、翔太──」
俺は、仕方が無いので息子に尋ねてみることにした。
息子は、今年の八月で六歳。
くりくりとした目が妻ゆずりの生意気盛りの保育園の年長組さんだ。
「そのラジオ、どうしたんだい?」
振り返った息子は、ラジオを耳に当てたまま首をコクンと傾けて、「ふひひひ」と笑った。
「あのねぇ、お父さん──」
息子は、どこか虚ろな目をして上ずった声で言った。
「サヨコだよ。サヨコが、ラジオからボクにしゃべって来るんだよ」
「……サヨコ?」
「うんっ、サヨコだよ」
「……保育園のお友達……かな?」
振り返って妻の方を見ると彼女がフルフルと首を振った。
…………。
サヨコ……。
(……サヨコ……)
逢魔が時の真っ赤な空。
電信柱の陰から──
「しゃべって来るんだよ」
ざわざわと冷たい感触が俺の背中に覆い被さって来る。
(なんなんだ、一体……?)
不意に感じた妙な既視感。
腹の底からせり上がって来るような不安を飲み込んで俺は息子にぎこちなく微笑んでみせた。
「な、なあ、お父さんにそのラジオ、少しだけ見せてもらってもいいかな?」
息子に向けて差し出した手に、じっとりと冷たい汗が滲んでいた。
その後、さらに何度か同じやり取りをした末、渋々と言った調子で息子が渡して来たラジオは、やはりかなり古いトランジスタラジオだった。
所々変色して黄ばんだ灰色のプラスチック製の本体と側面上部に付いているチューニング用のダイヤル。ダイヤルはスイッチも兼ねているらしく、回すと「カチッ」と音がして本体表面上部のチューニングメーターの上を矢印が動き始める。
見た目はなんということはない古いトランジスタラジオだった。
念のため、裏面の電池ボックスを開けると──。
空だった。
「……………」
鳴る事の無いラジオ……。
ぞくりとした重い感触がみぞおちの辺りにじわじわと広がっていき、俺は喉の奥で低く呻いた。冷たい汗がたらたらとこめかみ伝って落ちて行く。
リビングのガラス窓の向こうを一面真っ赤に染める逢魔が時の空。
無感情なエアコンの作動音と息子の呟く「サヨコ……サヨコ……」と言う小さな声だけが響いていた。
サヨコ……
サヨコ……
膝丈の赤いワンピース。
無表情な青白い顔。
じーっとこちらを見つめている真っ黒な瞳。
『サー ヨ───』
(……そんなわけあるかっ!)
俺は、再び脳裏の浮かんだ光景を振り払うかのように強く首を振った。
どちらにしても放ってはおけない。
俺は、スマホを取り出し今週の予定を確認すると妻とお袋の所に戻って言った。
「病院に連れて行こう」
(あなた──)
妻が息子の着替えを手伝いつつ、その小さな肩越しに頷くと、俺は件のラジオを市指定の不燃物のゴミ袋に押し込んで部屋を後にする。
「少なくとも統合失調症などの精神疾患ではなさそうですね」
あの日から数日後、俺と妻は息子をある大学病院の精神科へ連れて行った。子どもの精神医療に定評があるというその医者は、息子の顔を眺めながら難しそうな顔でそう言ったのだった。
そして……
「ただ──」
と、診察の最後に言葉を選ぶようにゆっくりと付け足した。
何か……強い暗示があったのかもしれませんね、と。
(強い暗示──)
サヨコ……
サヨコ……
「しゃべって来るんだよ」
(………………)
サヨコ──
後から来る妻と息子に鉢合わせするのを避けるため、俺はエレベーターを使わずに階段で一階まで駆け下りる。
と、ちょうど不燃物回収のトラックが来たところだった。
「すいませんっ!」
俺が、息を切らせながらトラックに走り寄るとゴミを積み込む作業を手伝っていたマンションの清掃員が無言でラジオの入ったゴミ袋を受け取り、荷台に放り上げた。
そう、確かに放り上げたのだ。
俺は、その時の「カシャン」と言う乾いた音も確かに聞いた。
が──
その日、俺が家に戻ると、
「………………」
引き攣った顔でキッチンの隅に立ち尽くすお袋。
妻が怯え切った表情で俺にリビングを見ろと視線を向けて来て──
(嘘だろうっ!)
息子が、薄暗いリビングの隅、観葉植物の植木鉢の陰であのラジオを耳に当ててうずくまっていた。
そう、今日の朝、捨てた筈のあのラジオを──。
………………。
血のような真っ赤なワンピース。
俯き加減の青白い顔。
こちらを「じーっ」と見つめて来る真っ黒な瞳。
白い掌。
白い──
掌──
と、息子がゆっくりとこちらを振り向いた。
「ふひひひひ……」
上ずった声。
虚ろな瞳。
小さな額いっぱいに滲んだ玉のような汗。
心なしか蒼い顔。
「サヨコ……」
『サー ヨー ───』
(あぁ……)
俺の中にある記憶が蘇る。
そう、あれは俺が小学二年生の時。
酒屋の息子だったナカネという同級生。
そう、ヤツが──
そう、ナカネが、
そう、同じクラスのナカネケイタが言っていた。
ラジオを胸に抱いて言っていた。
そう、古いトランジスタラジオを。
そう──
いま息子が手にしているものとそっくりのラジオを──
「サヨコだよ」
「サヨコがラジオからしゃべって来るんだよ」
「サヨコがいるよ」
『サー ヨー コ───』
微かに揺れるワンピースの裾。
俯き加減の青白い顔に掛かる真っ黒い前髪。
どこを見ているのか分からない、底知れない漆黒の瞳。
ゆっくり、ゆっくりとこちらへ伸びて来る白い手。
ざわざわと体の表面が騒めくような冷たい感触。
「サヨコだよ」
「サヨコが来るよ」
「サヨコが──」
────来るよ。
『サー ヨー コー ──』
サ……ヨ……コ……。
(サヨコ……サヨコ……)
────サヨコっ!
俺は、猛然とリビングを突っ切って息子の所へ向かうと息子の手からラジオをひったくり、リビングのガラス戸を勢いよく開け放つ。
そして──ベランダの柵の向こうへラジオを放り投げた。
俺たちの住むマンションの裏は、狭い路地を挟んで少し幅の広い川に面している。
ラジオは、くるくると柵の向こうへ螺旋を描いて消えて行き、少しして「ちゃぽんっ」と言う音が聞こえた。
「翔くん──」
妻が泣きながら息子を抱き締めて、その耳元へ何度も囁いていた。
「お願い、もうサヨコの声は聴いちゃダメ。ねっ? 翔くん──」
お願いだから……。
ねっ?
息子を抱き締め泣きじゃくる妻と恐る恐る二人へ近寄り、妻の肩に手を添えて慰めようとするお袋。
開け放したガラス戸の向こう。
血のように真っ赤に染まった夕暮れ時の空。
セミの声が微かに聞こえて来る。
息子は、妻の腕の中でポカンとした表情を浮かべていた。
そして、一言だけ。
そう、一言だけ。
微かに聞き取れるほどの小さな声で言った。
サヨコが来るよ。
と。
(サヨコが来るよ)
俺は、息子の言葉を脳裏から振り払うかのように強く頭を振った。
どうしても早く確かめたかった。
(ナカネケイタ……)
(ナカネケイタ……ナカネケイタ……)
二年……四組……
ナカネ……ケイタ……
中根……?
仲根……?
(漢字は──?)
あの日から数日後の土曜日。
俺は実家の蒸し暑い自室の中を必死で探し回っていた。
ナカネの家が酒屋だった事は覚えている。
そう思って何度かネットでこの町の酒屋も検索してみた。
だが──まったく見つからなかった。
否、それどころか、この町には、いま現在酒屋自体が一軒も無いのである。
なら、学校でもらった当時のプリントや文集を見れば、と思って今日実家に探しに来てみたのだが……そもそも、その肝心の昔のプリントも文集もどこにも見当たらない。
(参ったな……)
拭っても、拭っても玉のように出て来る汗をタオルで拭って、俺はため息を吐く。
気ばかりが急いてどうにも落ち着かない。
息子は、今日は妻と二人で家にいる。
ついさっき電話で直接息子の声も聞いた。
大丈夫。
まだ、時間はある筈だ。
いや……。
いや、そもそも──
(なんの時間だ? 俺は、何を焦っているんだ?)
吹き出る汗を拭って、俺はいま一度部屋の中を見回した。
それにしても、こうも見つからないものだとは……。
ヤツの住所もヤツの実家の店の名前も分からない。
場所も学校からかなり遠かった、と言う事しか覚えていない。
その上、俺は中学から私立に入ってしまったので、小学校の頃の同級生や友人とも疎遠で誰かに聞くということもままならない。考えた末に隣の学区出身の中学の同級生が今もこの町に住んでいたのを思い出してメールをしたのが昨夜の事。俺はその同級生からの連絡を待ちつつ実家の部屋の中をプリントや文集といった手がかりを求めてなおもしつこく探し回っていたのだった。
ヤツは小学校こそ別だが、顔の広い男なので何か知っているかもしれない。
連絡が来る前になんとか少しでも手がかりを……。
と、思ったのだが。
(…………)
押し入れの中の段ボール箱を全て開き、小学二年生の頃に作成しただろう文集を探しているのだが、やはりどうしても見つからない。
と言うか、二年生の頃の物だけが、俺の人生からすっぽりと抜け落ちたかのように何も残っていない。
(…………どうなってるんだ?)
と、スマートフォンのコール音が鳴った。
『よう? どした?』
件の中学の同級生だった。
電話で話すのは、ちょうど一年ぶりだ。
息子の事を話すのは気が引けたので、「ちょっと思い出したことがあってな」と言うと、ヤツは電話の向こうで豪快に笑って、駅前のチェーンの中華料理屋に来いよ、そこで話そうぜと言う事になった。
俺は、汗で濡れたTシャツを着替えて顔を洗うと実家を後にする。
午後の遅い時間にも関わらず、執拗に背中に照り付けて来る夏の日差しに辟易しつつ、俺は駅前へと急ぐ。
(ナカネケイタ)
……………。
(サヨコ……サヨコ……)
足元をじりじりと冷たい炎で炙られているかのような奇妙な焦燥感が俺を駆り立てていた。
ナカネケイタ……。
そう、ヤツの言動とラジオ。
「サヨコが来るよ」
ヤツは今どうしているのか。
そう、ヤツが今無事に暮らしているのなら──
ヤツが無事でいるのであれば──
そう。
ヤツが無事でありさえすれば──
俺は、少し小走りになって駅前の雑踏の中を走り抜けると約束の中華料理屋へ入った。
油でどこか少しベタ付く店内。
中学の同級生だった田中は、奥のテーブル席にいて、入口に立った俺を目ざとく見つけると「よーっ」と笑って手を振った。
「すまないな、急に」
「いいや、構わないさ。どうせ隣のパチンコ屋で時間潰してただけだからな」
で──
「なんか、この辺りの事調べてるんだって?」
「ああ……」
俺は、昔の事を思い出して懐かしくてなって、と言葉を濁した。
田中は、目を細めてニヤリと笑った。
「おー、おまえにもそんな殊勝な感情があったか。おまえ、小学校の頃の連中に全然連絡してないだろう? みんな心配してたぞ」
(…………)
俺の人選は、間違っていなかったようだ。
俺は、その「みんな」について、その後の消息をヤツに聞いていく。
そして、暫くたった頃、「そう言えば──」とさりげない調子で切り出した。
「ナカネ、っていたよな」
「……ナカネ?」
「ああ、ナカネケイタ。家が酒屋の。あいつんちの酒屋をネットで探したんだけど全然出てこないんだよ」
「酒屋……?」
「お前の小学校の学区の境ぎりぎりにあった……」
と──田中が「あっ! あーあー」と何度も頷いて膝をポンと打った。
「中根な、中根圭太な。あいつんち親父さんが亡くなった後、酒屋辞めて、いまコンビニやってんだよ」
「……コンビニ?」
「そう。コンビニ」
…………。
(なんだ、そんなことだったのか)
俺は、ひそかに胸を撫で下ろした。
そりゃあ、酒屋で探してネットで見つかる筈がない。
それに──
(コンビニ……)
しかも、親父さんが亡くなったということは──
(やってるのは、中根だろう)
何のことは無い、ヤツは無事なのだ。
俺は、そこで握ったままだったビールのグラスにようやく口を付けた。
ぬるくなったビールを一息に飲み干して小さな吐息を吐くと田中は、「しっかしなぁ……」とテーブルの隅を見つめてポツリと言った。
「不思議だよな」
…………。
「……何が?」
「いや、何が、って」
田中は、ビールを一口飲むと真剣な表情で俺の目を見て言った。
「中根だよ」
………………。
「あいつ──」
どこ行っちゃったんだろうな……。
「いや……いま、コンビニやってるって──」
「いや、コンビニやってるのは、あいつのいとこだよ。俺と同じ小学校だ。学年は、一つ下かな……。て、言うか、おまえ──」
忘れたのか?
「あんなに大騒ぎになったのに?」
(………………)
全身の血が「ざぁぁぁ」と音を立てるように引いていく。
冷たい戦慄が背筋を駆け上り、脳裏に鮮明にその姿が浮かんでくる。
血のように真っ赤な逢魔が時の空の下。
空に突き刺さるかのようにまがまがしいほどに聳え立つ無数の電信柱。
その電信柱の長い影の中から──
全てを塗りつぶすような漆黒の陰からそっと手を伸ばして来る──
女の子
凍り付くように冷たい赤で染められた膝丈のワンピース。
死人のように青白い顔。
こちらを「じーっ」と見つめる真っ黒な細い瞳。
女の子の白い掌は、ゆっくりと伸びて来て──
そして──
そのしわがれた唇がゆっくりと言葉を紡ぐ。
『サー ヨー コー ガァー キ──』
──────
──ガタンッ!
俺は、椅子を蹴立てて立ち上がった。
「お、おいっ! どした、どした?」
俺は、脇目も降らずに店の外へと飛び出すと家に向かって全速力で走り始める。
全て思い出した。
何もかも──
全て──
そう、何もかも全て思い出した。
そうだ。
あのラジオ──
そう、あのラジオを──
俺は知っている。
否、あのラジオを最初にもっていたのは──
俺だ。
どういう経緯だったかは全く覚えていない。
ただ、ラジオに耳を当てて何かを無心に聞いていたのは覚えている。
未熟な魂をそそのかすその声を俺は確かに聞いたことがあった。
そして、ある日、その声は言った。
「来るよ」と。
そして──
数日後の夕方──
終末を告げるかのような真っ赤な空。
まがまがしい殺意に満ちた切っ先を空へと向ける電信柱。
その陰から、
世界の裏側からそっと手を伸ばして来る──
女の子
女の子はその白い掌は、ゆっくりと、ゆっくりと俺に伸びて来て……。
触れた瞬間の指先の恐ろしいまでの冷たさ。
紫色のしわがれた唇が、そーっと動いてその音は聞こえた。
『サー ヨー コー ガァ…… ──』
キィ…………
その瞬間、俺は悲鳴を上げてその場から逃げ出した。
どこをどう走ったのか、まるで覚えていない。
ただ、ひたすらに目の前の恐怖から逃れたくて走りに走った。
そして──
ばったりと出くわしたのが中根だった。
「こ、これっ!」
俺は、ヤツにあのラジオを押し付けてその場から去り、
その数日後──中根は、行方不明になった。
中根がいなくなった理由は、間違いなくあのラジオだ。
そう、原因は間違いなく俺の腕に冷たい指先で触れたあの不気味な女の子。
そう、ラジオの中から俺に語り掛けて来たあの女の子だ。
俺は震えあがった。
そして──
その罪悪感と恐怖から逃れるため、
そう、サヨコの恐怖から逃れるため、
自分の身代わりに中根を差し出した事実から逃れるため、
中根を思い出すものを全て捨てたのだ。
文集も遠足の写真も、連絡網も、何もかも。
(くそっ!)
足がもつれ、幾度も転びそうになる。
線路脇の道を走り、近道となる細い路地を突っ切って橋を渡る。
自宅のあるマンションに着くと、俺はエントランスを走り抜け、エレベーターホールへ。
ボタンを連打し、すぐに諦めて隣の非常階段を駆け上がる。
俺の部屋は、五階。
途中何度も転び、這うようにしてなんとか五階へ駆け上がると非常階段の扉を体当たりで押し開け、そこから三つ目の俺の部屋へ──
と、ドアが勢いよく開き、妻が転がり出て来た。
「翔くんが! 翔くんが──」
──翔くんが!
それ以上言葉にならない妻をその場に残して俺は部屋の中へ。
「翔太! 翔太!」
息子の名前を呼びながら廊下を進む。
風呂場を、
トイレを、
キッチンを、
全ての扉を開きながら──
部屋中を探して回った。
が──
息子がどこにもいない。
と──
テーブルの上にあのラジオがあった。
そして──
ダイヤルがゆっくりと回って「カチッ」とスイッチが入る。
スピーカーから声が聞こえた。
サー ヨー コー ガァ……キィーター……ヨー………
サヨコが来るよ 生田英作 @Eisaku404
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