殺し屋の仕事
アタシ達の仕事の仕方は皆の想像と一緒!
まず、ターゲットの自宅付近にワープして、様子見。周りに人間が居ないかとか、相手の隙ができるタイミングを見計らって…って、感じ!ちなみに依頼内容によっては暗殺したり、惨殺したり、毒殺したり…
ま、実際にアタシがやるね〜
う~んと…あの人にしよう!ユウマ24歳。依頼人は妻のアリス。ユウマは大手企業の社長で…あちゃーお金で派手に遊んで不倫ですか!そうですか!
殺し方の指定は確か…惨殺だったな!ん、確かあと、不倫相手も惨殺してほしいってな…
楽しみ〜!惨殺が1番好きなんだよね!
さーて、なんの
これと、これと…あ、あれもいいな〜
よし、準備OK!ロビーにアカリいるかな?
居…ないな。部屋かな?
ガチャ
「あ、くるりんやっほ〜」『アカリ部屋に居たか〜』「探した?」『うん。いつも喫茶でカフェラテ飲んでるから…』「あーそっかそっか〜」ちなみにくるりんとはアタシのこと!最初にアカリとルームメイトになった時に、書類渡されて、相手の顔写真と名前、部屋番号が書いてあるんだけど、アカリが漢字弱すぎて…(笑)部屋の前で会った時に、「あの〜…狂い?
『アカリは今日何の仕事入ってんの?』「え〜っと、毒殺2件、惨殺1件、暗殺が6件!」『いいな〜めっちゃ少ないじゃん!』「いやいや〜くるりんが有能過ぎて仕事任され過ぎなだけでしょ〜」『えーそうかなぁ…照れちゃうよ〜』
「あ、そういえばさ、また新しい暇つぶしゲットしたからやろ〜」『おっ、いいよ〜』
そういってアカリはテレビの横においてあるニンテンドースイッチを手に取り、カセットを入れて、また台に戻した。
『おっマリカか!』「私の得意なやつ!いっつもくるりんに負けてるから、得意分野で挑む!」『ふっふっふ残念だったな…私マリカやったこと無い(泣)』「ホント⁉勝てるかも…!」
結果は…!
「勝った〜!」『負けたー!』『アカリ強すぎ!』「くるりんちょっとこのゲーム向いてないかもね…」『たしかに、思い返してみれば何回もコースの外に落ちてたからな…』
5回中0勝でした…
『うーん、まだ時間あるし、大乱闘やらない?』「え〜くるりん強すぎるからな〜」
『一回だけ!ペナルティ付きで!』「あ〜それなら勝てるかも!」
そんなこんなで仕事開始までは暇を潰してる!
カーン…カーン…カーン…カーン…
よし、仕事開始!
作戦的には…
①,帰宅を待つ!
②,2人がイチャイチャし始めるのを待つ!
③,不倫相手の前でターゲットをぐっちゃぐちゃに!
④,相手の命乞いをいいだけ聞いて、満足したら、殺す!
…かな!
さーて、待ちますか…
【お邪魔しまぁす♡】『あ、そこかけて!今コーヒー出すから!』【ありがとー♡】
うーわ!きっっっっっっっっっも!喋り方キモい!Gよりキモい!
しばらく経って…
『あ、もうこんな時間か、シャワー浴びてきていいよ!』【んー私ユウマ君と入りたぁい♡】『っ…!…いいよ一緒に入ろっか!』
待て私落ち着けコノヤロウ、わかるよ、すっごくムカつくよ、顔に「これ誘われてるな?」って書いてあるもんねそうだよね、でもベッドに入ってからって決めたんだ、決めたけどもう無理!
パリ―――――ン!窓を割って部屋に入った。
『⁉』【きゃっ】ゆっくり近づき、相手の恐怖心を煽る!
そして一気に間合いを詰め、後ろに回り込み、首にチョップ!
はい、すると気絶しまーす
よし、闇業界で人気のある貸し拷問部屋を借りて‥よし、予約完了!
よーし秘密道具!テレレレッテレ~♪さ〜ん〜か〜く〜も〜く〜ば〜(ドラえもん調)に2人とも固定して〜♪
『っ…っは…!』お、男が目を覚ました
女が起きないなぁ…
「おーきーって!」と言ってス〜タ〜ンガ〜ンを胸に押し当てた。
【ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!!!!!】「あーごめんごめん、ガムテープ口につけたまんまだったね…」私は乱雑にテープを剥がす。
さーてここから始まりますよ〜
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