第6話 この化け猫、毒舌すぎます!
私、愛川霊菜の今日はホントーに厄日です。
成り行きで嫌味な幼馴染の小川優真と帰ることになり、変な化け猫のタマ?(なんか毒舌!)が愛川家は代々幽霊退治する家系で、一緒にユ~レイ退治するパートナーが優真だとか言ってきて…(。´・ω・)?
はい。謎ですね。謎すぎますね。( ^ω^)…
意味わかんないので今、私の家で優真と、タマの話を聞いているところであります。
「じゃあ2個目の謎ね。愛川家が、幽霊退治をする家系ってどういうことなの?ていうかそもそも幽霊退治って何?」と私が聞くと
「幽霊退治はそのままの意味ですね。幽霊とはそもそも成仏できなかった霊が現れることなので、成仏できなかった霊が恨みや悲しみで暴れているのか、何者かに操られているのかはよくわかりませんが暴れてる幽霊を倒すことです。ってこれも最初に愛川家は悪さをするユ~レイを退治しているって言ったはずなんですけど…やっぱご主人様って記憶力悪いですね~」
記憶力悪くないし!この化け猫は何回私のこと記憶力悪いって言えば気がすむのよ!!
「まあしょうがないですか。ご主人様って頭悪そうですしね~」
ブチッ!
分かってるよ。私が頭悪いのは。成績だって、中の下ぐらいだしさ。分かってるんだけどさ。何で
「何で化け猫に言われなくちゃいけないのよ~!!」
自分で思うのはもちろん、他の人に言われてもそんな気にしないけど何で初対面の変な化け猫に言われなきゃいけないの~!??
「ご、ご主人様僕が、僕が悪かったです!なので許してくださ~い!!た、助けて~!ギャー!!」
—しばらくお待ち下さい―
すみません。(*- -)(*_ _)ペコリ。怒りでおかしくなってました。
では、気を取り直してまた聞いていきましょう!
「ゴシュジンサマ…コワイ…コワスギ…」(タマ)
—タマは霊菜が怒ると、と・て・も怖いことを理解した…。
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