【中途半端な幸せに】
中途半端な幸せに
変化の強制に
夢の
もう
中途半端な幸せの
産み落とされし
霞は
己の魂さえも
社会などはもう見えない
中途半端な幸せに
気付けば刹那
あっと云う間に日が暮れる
中途半端な幸せから
一歩々々と後退し
後退が何時しか前進となり
戻るに戻れず
娯楽の麻酔に溺れゆく
中途半端な幸せに
為す術なく
其の内の内
幸せすらも恐れて
静かな日影が心地良い
中途半端な幸せは
中途半端な幸せは
私へと孤独に就いて説くことであろう
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