第17話 決着
「ボンッ!!」「ボンッ!!」「キャン!!」「キャン!!」「ボンッ!!」
「ボンッ!!」「ボンッ!!」「キャン!!」「キャン!!」「ボンッ!!」
「ボンッ!!」「ボンッ!!」「キャン!!」「キャン!!」「ボンッ!!」
「ボンッ!!」「ボンッ!!」「キャン!!」「キャン!!」「ボンッ!!」
相変わらずサーベルウルフを倒しては、増える戦いを繰り返している。
ストーンバレットの魔力が尽きそうになる。
しかし丁度その頃レベルアップして、都度HPとMPは最大数値が上がりマックスになる。
このやり方なら魔力が尽きることはないわ。
サーベルウルフの数が段々と減ってくる。
そして最後の一匹となった。
「お前が最後よ」
「ボンッ!!ボンッ!!キャン!!」
「キャン!!キャン!!キャン!!」
鳴いて仲間を呼んでも仲間は来なかった…。
「これで終わりね。これでこの辺りのサーベルウルフはほぼ全滅かしら」
私はステータスを見ることにした。
倒している最中に何度もレベルアップの表示が出たけど確認してなかったから。
「ステータスオープン!」
私の視界に画面の様な物が現れ表示される。
名前:村野 玲奈
種族:人族
年齢:23歳
性別:女
職業:スナイパー
レベル:15
HP 150
MP 650
【スキル】
異世界言語
鑑定
時空間魔法ストレージ
創生魔法
スナイパー
おぉ、スキルに世界の世界の予備知識とスキル習得率UP、成長速度向上増えているわ。
なになに世界の予備知識は、あらゆる世界を含めての知識が備わっている。
スキル習得率UPも成長速度向上は嬉しいわ。
それから、と。
「レナ大丈夫?凄いわね、あなたは何者?」
あっ!忘れてた。
「いやだな~ただの冒険者ですよ」
「しかしあれ程のサーベルウルフを倒せる実力を持っているなら、有名になっていてもおかしくないわ。私は知らないし、私なら魔力が持たない」
「それは…、あはは!」
倒す+レベルアップ+満タン戦法です。
「最近、冒険者登録をしたので…」
「ランクはいくつ?」
「う~ん。Dとか言ってました」
「登録していきなりDランクなんて信じられない!!」
「まあ、色々ありまして…。話は変わりますがサーベルウルフはどうしますか?」
「あなたが倒したんだから、あなたの物よ。でもここから運ぶのは無理ね」
「大丈夫です、それ!!」
私はそう言うとストレージにサーベルウルフと、攻撃に巻き込まれ倒された木々を収納した。
「あ、あんた?!それはいったい…」
ジゼルさんは驚いて口をアングリと開けていた。
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