意外に思われるかもしれないけど、わたしもまず、全体をおおきくみせてくれて、それから部分部分の説明に降りていただかないと、ダメなタイプです。だから、しまこさんがまえに書いておられた、特に女性は細部や例外の説明から入るよね、っていうのが、すごくわかります。
たぶん、そういう環境だから、ルールを奇跡的に会得したひとはもう、ファミリーみたいな雰囲気になってしまって、異端を極端に嫌うようになるんでしょうね。しまこさんじゃなくても、そぐわない方きたら、みんな集中攻撃されてると思います。
そこまで我慢しても収支がとれる給料なり利便性なり楽しさがあればいいけど、そうでないなら、我慢する理由、耐えて上達すべき理由はなにもないとおもうのです。
作者からの返信
いっちゃん
全然意外じゃないです。
たくさんのことを覚えるには、まず幹から。
それから、枝、そして葉。
膨大な葉を無秩序に教えられても、全く覚えれません。
すごく、女性的。
あのね、この間ね、中学3年生の女の子の作文を読んで感動しました。
「女子は目力がものを言う」というタイトルの作文で、
「女子は目で会話をする」内容が実におもしろく書いてありました。
彼女は「わたしは男子に生まれたかった」とも書いていて、
わたしは「わたしは女子じゃないことが分かった!」と話しました(笑)。
すごくいい作文で、わたしはこころが震えたのです。
でもってたぶん、ほんとうは思春期くらいで終わる、そういう
「目で会話する」みたいなこと、「空気を読む」みたいなことが
まかり通っている職場なのです。ケーキ屋さん。
わたし、仕事はそうじゃないと思うけど、何しろ個人のお店です。仕方ありません。
いっちゃんのいうように「ファミリー」みたいな雰囲気で、女子っぽいひとはなじめるけど、女子っぽくないわたしはなじめないのです。
そんなわけで、ちょっと自営業の営業をしようかと思います。
うん、そうする!
これを増やせばまあまあいいはず。
マニュアルのない個人店なんでしょうか?チェーン店だと普通マニュアルありますもんね。
西さまは、私の知り合いがパン屋さんでアルバイトをしてた時と、全く同じ状況に置かれてる模様。
その子はさっさと次のバイトに変えて、そこでは長く働けてるようです。
環境を変えるのも、ひとつの手段だと思います。苦痛が続くより、心も身体も楽になると思います。
合う合わないは必ずありますもん。
作者からの返信
柚月なぎさん
マニュアルは一切ありません。
全て「見て覚えて」と言われます。
数か月前に一回やったことを聞くと「以前に教えました」と言われます。
マニュアルに関しては「自分でマニュアルをつくってください」と言われています。
でも、毎回言われることが少しずつ違うし、人によって言うことも違うし、あまりにも煩雑で、何が正しいのかさっぱり分かりません。
わたしがいることで、みんな迷惑だと思っているそうです。
そうだね。
チェーン店がいいかなあ。
ちょっと、考え中です。
しまこさんがおっしゃることが最もです。正論です。
しかし、世の中、その正論を理解して、
しかも、実行できる人は少ない。(「教える」という現場においても……)と、思います。
悲しいかな。
しまこさんがおっしゃるように、
教える側が「教え方」を見直し、教わる側に間違いはないという姿勢が、
「教える」現場の常識であるなら、
そのような(否定から入る。見ていれば分かる。等という考え方をする)大人が生まれることはないと思いませんか?
……以下、省略。
作者からの返信
結音さん
不思議なんだよねえ。
なんであんなに否定から入るんだろう?
オーナーさんが母親でなくて、よかったとしみじみ思ってしまった。
あんな母親、いやだ。
悪いことしか言わないの。
(でもそう言えば、わたしの母もそうだった。とか思い出したりする。)
まずは、わたし、自営業を増やすことを考えるよ。
それが一番いいかも。
編集済
ものすごく考えさせられました。面白かったです。ここには理解スタイルの違いと言う問題があります。
ワタシもしまこさんと同様に何か作業するにしてもまず言語化して理論的に理解したい人間です。言語化された情報の入出力が得意、そんな理解スタイルなのです。
ところが、世間では自分ができることを言語化して理解したり、他の人に上手に説明できる人はそんなに多くはないようです。
日本語をしゃべれる人なら誰でも日本語を教えられるわけではない、そういうことです。😁
非言語的情報のままスムーズに情報を理解して入出力できる人同士だったら、言語化も理論も何もないままでなんとなく
「考えないで、見たまま覚えて、マネをして、あとは場数と経験と根性でできるようになる!」
こんな説明で終わってどうにかなっちゃうんでしょうね。シンジラレナイけれど。
逆にそんな人たちって言語化できていないと理解し難く、なかなかできるようにならないワタシたちのことが理解できないのです。
あんないい加減な説明では、ワタシたちのほうはとっても困ります。だから、
「じゃあ何のどこを注目すればいいの? そもそもやっていることの意味はなんなのか? 言語化した明確な説明をプリーズ!」
とこうなっちゃうのです。
情報の入出力が、極端に言語中心のタイプの人と極端に非言語中心のタイプの人が一緒に仕事する場合は悲劇だと思います。
お互いに、自分が不得意な形での情報の提供や理解を相手に求めるのですからうまくいくはずはありません。良い悪いの問題ではなく、相性が最悪です。
ということで、しまこさんはやはり業務が明確に言語化できている職場で、感覚的にではなくきちんと言語的なコミニケーションできる環境でお仕事をする方が向いているかと思います。
向き不向きを考えるとやっぱり無理は良くないですよ。
作者からの返信
土岐三郎頼芸さん
もうもうもう、何度もうなずきながら読みました。
「見て覚えてって、みんな、天才なの?」とずっと思っています。
見て覚えようと思っても、みんなそれぞれ違うし、
パターンは無限にあるんです。
ゆえに、何がポイントか分からない。
それに、「西さんは信じられないことをする」と言われたけど、それは何?
話してくれないと、分からない。
仕事というのは、もっと、システマチックに行われるものだと思っていました。
でも、そうじゃないんです。
みんな、感覚で、なんとなく、葉っぱの細かいところから出来るらしいのです。
様々なものの置き場も少しも論理性がなく、紙袋の種類だけでも10種類あり、何をどう入れるのかは人によって少しずつ異なります。
Aさんがやったことをそのままやっても、Bさんには怒られる。
オーナーさんに、パートさんも、西さんに言いたいことがあるけど、黙っている、だから、私が注意するんです、と言われたけど、
え? どうして?
言いたいことがあるなら、その場で直接言えばいいのに
と思います。
要するに、わたしは「察しの文化(女子的なもの)」に向いていない。
ところでね。
学歴に見合った(ここでは学歴をばらされ、居心地が悪い)、業務が明確に言語化出来る職場ではね、もう働けないのです、たぶん。
子育てしている間に、なんていうか、もう働ける場はなくなった感じ。
残るは、非言語化集団が支配する場や、あるいは超ブラックな場です。
そういうところもがっかりかな。
子育て頑張ったのに、それを否定された気がします。
向き不向きというよりね、選択肢がないんです。
まあだから、自営業を頑張ろうと思います。
恨んだりしていても時間がもったいないので!