気持ちがね、けばだっているからね。
あのね、気持ちがね、けばだっているからね、ちょっとしたことで、嫌な気持ちになって、しゃべりたくなくなっちゃうんだよ。
ケンカしたいわじゃなくて、議論したいわけじゃなくて、もう話したくないなって思う瞬間がある。それが今日のお出かけの帰り道。
なんだろう?
わたし、たぶん、一人でゆっくり見たいんだ。
本屋さんも文房具も。
一人で行くつもりでいたら、なんかついてくるから、運転してもらって荷物持ちしてもらったんだけど、なんかなんか、なんか、疲れるんだよね。
たぶん、いい旦那さんなんだよ。
周りにもそう思われているし。
でも、許せないこと(諦めてしまって、もう話したくないこと)が、少しずつ溜まると、出来るだけ、いっしょにいたくないなって思う。
この瞬間は、夫は悪くない。
小さなことで、腹を立てるわたしが悪い。
でも、問題はこの瞬間のことじゃないんだよ。
「ありがとう」がうまく出てこなくなってしまっていて、ほんとうにまずいなって思う。
とりあえず、「ありがとう」だけは言おうかな。
口先だけでも。
たぶんさ、いくつか地雷を踏まれたんだよね。
その件に関しては、だからもう、話したくない。
とりあえず、ぎゅうぎゅうぎゅうと箱に押し込もう。
ずっとそうして生きてきたから、平気。
結婚しなきゃよかったなあ、とやっぱり思うなあ。
いま、夫のことを好きか嫌いか、で言えば「好きじゃない」。
嫌いでもない。
「好きじゃない」だけ。
暗くてすみません。
ちょっとダークな気持ちを別の形で昇華させて、「ありがとう」が出てくるようにする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます