第11話 希望の炎(ギャグ君の気配が……小さく!?)

「東堂茜……」

「ええ、そうよ。わかりきっていたでしょう?」


 “ナンバーズが最後まで残るのは、当然なのだから”と続くであろう言葉は、口にはされなかった。


「いや、意外だった」

(ティーチャーかと思ってた。いやでも……)

 

 茜の表情が歪んだ。自分がそこまで低く思われていたのかと、怒りが生まれる。


「そうか、確かに君は“ナンバーズ”と呼ばれていたな。ナンバーズ、すなわち数字。これはとんでもない勘違いをしていた」

「……何を勘違いしてたのかしら」

「君が同じなのではないかと思ってしまっていた。

「————ッ!!!」


 茜がコンクリートを蹴って前方へ加速する。

 アーツの状態はスコア3。その加速は常人はおろか解放力者でも難しい領域であり、とても非戦闘員が反応できるものではない。

 ルヴィは真宵に助言をしていなかった。どう考えても真宵が茜に対応することは難しいだろう。

 だが、ルヴィは助言ができなかったのではない。しなくても良いからしなかっただけだ。ナンバーズとはいえ、あらゆる状況を想定した高度知能を超えることは容易なことではない。

 ルヴィは言った、『計画の成功は確実となった』と。ルヴィがそう言ったからには、茜はすでに術中に嵌っているも同然だ。


「なッ!?!?」


 右足首に掛かる圧力、突如として倒れる体、視界の中で急激に近づくコンクリート。

 反射的に頭を庇った茜は、腕が床に叩きつけられる痛みに耐えながら、即座に立ち上がり真宵を視界に収める。真宵は移動しており、最初と比べてさらに遠くに立っていた。

 ちらりと足元を確認した茜は、自身を絡め取ったものの正体を認識した。


「ワイヤー……」

「そうだ。アラヤのワイヤーは丈夫で細く、そして見えずらい。ここは薄暗いから尚更だ。それと同じものが張り巡らされた空間で、無謀な突撃を繰り返す愚を犯す君ではない。これからの動きを制限できる良い作戦だろう」

【今ので3本のワイヤーが使えなくなりました。流石はアーツマスターですね】

「とはえい、3本ものワイヤーを使用しなくては止められないとは、賞賛に値する。流石はアーツマスターだ」


 茜は目を凝らすが、薄明かりの中ではワイヤーを見つけることは難しい。だが見える範囲であっても、この空間に大量のワイヤーが仕込まれているのは十分理解できた。

 もし茜が『強化視覚ホークアイ』などの解放力を持っていれば話は違ってきただろうが、彼女の解放力はこの場で役に立つものではない。


「Sランクなのに随分姑息な手を使うのね」

「私は弱い。故にこそ、知恵を磨くのだ。私一人の力など高が知れている。真正面から君に勝つのは、スマートではない。……まあ正直、真なるスマートが何かを理解してはいないが」

【スマートとは、『洗礼されている』『賢い』『素早い』などの複数にわたる意味を持つ単語であり、日本ではそれらに加え『かっこいい』や……】

(ストップストップっ! 別に深い意味はないから。今はなんか適当に喋ってるだけなのっ!)

【そうですか……。ちなみにスマートの語源は『痛み』からきており……】

(やめてって言ったよね!? お願いだからほんと、話に集中できないからぁ!)


 空気を読まずに解説しだしたルヴィを、真宵は必死になって止める。このコンビにシリアスを求めてはいけないのだろう。

 そんな緊張感低いコントには気付かず、茜は警戒も露わに真宵から視線を外さない。


「スマートじゃない……。まるで、やろうと思えば勝てるみたいな言い方ね」

「誰もが相手に勝つ可能性を持つ。勝負条件が定められていない以上、これは当然のことだ。これは権利や運命の話ではない。“資格”の話だ」

(勉強で勝てなくてもチェスで勝てば、それは紛れもない勝利だよ。ふふん)


 なんか良いこと言っているように思えるが、状況がわかっていないのが丸わかりだ。もっと客観的な視点を持つべきである。うん。


「それは理想論よ。世の中にはいくら努力しても越えられない壁がある」

「届かぬ頂というものか。くだらん」


 茜の言葉を、真宵は切り捨てた。


「55年前に確認された神と異能者の戦い。いかなる兵器でも届かないと言われ続けた力。誰もがそこに辿り着かないと諦めていた。だが現在、この世界にはその力を超えたと目されるものがいくつもある」

「それは……」


 茜の脳裏に幾人かの顔が浮かんだ。

 知っている。茜は誰よりも世界最高の“力”を知っている。

 血反吐を吐いてでも求め続けたのだ。骨が折れても諦めきれなかったのだ。いつかその高みに手が届くと信じて、自分は手を伸ばし続けていたのだ。


「憧れたからこそ、人はそれを追い越さんと走る。目を眩まされたからこそ、人は脇目もふらず突き進む。その果てに、人はより美しいものを手に入れる。誰にでも“資格”はある。希望を捨てないならば、どんな形でも勝利をもぎ取れる」

(なんかそんな言葉を聞いたことがあるような……ないような……)


 茜は歯を食いしばる。


「そんなの、現実を知らないから言えるのよ……ッ」

 

 自分だって、ただ信じるがままに突き進んできた。その結果がナンバーズの称号だ。

 誇れるものだろう。誰もが茜の努力を讃えていた。茜自身もやっと辿り着いたと、ここから始まるのだと、期待を胸に宿していた。


「何度挑んでも、何度追いつこうとしても、何度死にかけても! あいつらは平然と高みに座ってるッ!」


 ナンバーズになってから気付いた。その末席に座って初めて、自分が目指すものがどれほど高みにあるかを認識した。

 手を伸ばしても、絶望ばかりが手のひらに残る。

 それでも最初はがむしゃらにでも走った。骨が砕けようが肉が削げようが、その痛みが現実を覆い隠してくれた。傷が癒える毎に、自分が強くなっていくかのように思えた。


「届かない! 私が一番わかってる。アーツの勝負でなら追いついたかもしれない。でもいくら“アーツマスター”って言われても、本気を出されたら私なんか簡単に負けるわ」


 茜は“秀才”と呼ばれた。だがランクを超えた評価をされても、自分の一つ上にいる“鬼才”には届かない。

 彼らはアーツを使わなくとも強者。むしろ、アーツを使うことこそが枷となるほどだ。人が作り出した兵器など、彼らにとっては無駄でしかない。

 故に、茜はいつしか諦めてしまったのだろう。


「知ってる? まあ知ってるでしょうね。日本支部のナンバーズは七人。その中で、世界ランキングに入っていないのは一人だけ」

(え、え、知らないです)


 茜は自嘲気味に唇の端を歪めた。


「私よ。解放力すら満足に使えない可哀想なナンバーズ。最強の名を持つ最弱。努力以外に取り柄のない凡才。どれも私のことよ」


 笑えていない。茜の顔からは、悔しさが滲み出ている。


「貴方はこれまで“戦い”をしたことがないって言ってたわよね。貴方の上にはこれまで誰もいなかったってことよ。そんな貴方に何がわかるっていうの? 私が積み上げた痛みの、一体何がわかるっていうのよッ!」


 痛みを吐き出すように、茜は真宵に向かって言葉を叩きつける。


「全力なんて死ぬ気で出し尽くした! 理想なんか抱いたところで現実は何も変わらなかった! 貴方は自分の限界のさらに先にいる人間を見たこともない、見る必要すらなかったくせに、偉そうに何を言っているのかわかっているの!? 最初っから貴方は私を見ていなかった。ナンバーズという称号も気にしていなかった。認めない……貴方は持って生まれた人間で、あいつらと同じなのかもしれない。……それでも認めない。絶望を知らない鬼才が、軽々しく“希望”を語るなぁ————ッ!!!!」

 

 目指すべき高みを持たない人間に、自分を理解できるはずがない。

 何が希望だ。真宵は確かに努力したのかもしれない。誰よりもひたむきだったのかもしれない。だが目指すべき目標すらない修練の中、遠すぎるが故の絶望を覚えるものだろうか。

 理想はあったのかもしれない。だが、茜のようにがむしゃらに突き進めるほどの星を、真宵は持っていないだろう。

 そして突き進むことを諦めてしまうほどの壁を、真宵は経験したことはないだろう。

 だから“希望を捨ててはいけない”なんてことが言える。

 甘い幻想に浸ることができる————ッ!!!!


「…………ふ」

「ッ! 何がおかしいの!?」


 小さな歪み。ほんの少し口角が上がっただけの、だが確かに『嬉』の感情が込められた笑みだ。


「気を悪くしたのならば謝ろう。ただ、その心を見習うべきだと思っただけだ」

「……何を見習うべきだっていうの?」

「もう気付いているとは思うが、この空間には私以外にも協力者がいる」


 それは茜も気付いていた。

 この量のワイヤーは一人では用意できないし、そもそも気配を消しきれていない。


「彼らも届かない高みとやらを信じていたようだった。その高みの一つが君だ、東堂茜」


 これはそこまでおかしな話ではない。

 茜はナンバーズ。アラヤ日本支部、ひいては日本の頂点にも等しい存在だ。いくらこの場が上位訓練とはいえ、茜に敵う存在などそうそう見つかるものではない。


「彼らは私が呼びかけるまで諦めていただろう。君に倒されるか、それとも他の者に倒されるか、とな。つまりは希望を捨てていた。漁夫の利を狙うことさえしていなかったのだから、それはもう“絶望”と言っても良いだろう」


 隠れていたオペレーター達は心の中で頷く。確かに自分達は、挑むことなく絶望していた。


「だがその絶望は、君のものに比べればあまりにも受動的だ。相手が強いから、挑むことなく諦める。まさに賢い敗北者という言葉が似合うだろう」


 あまりに鋭過ぎる言葉に、気付かれてはいけないというのに苦笑する気配が満ちた。


「どうやら君は違うようだ」

「愚かな敗北者と言いたいのかしら」

「惜しいな。愚かな“挑戦者”と言うつもりだった」

「何が“挑戦者”なのかしら? 愚かにも分を弁えず夢見た敗者って言いたかったんじゃないの?」


 茜の自嘲に、真宵は首を捻る。何を言っているのかわからないといったように。


「言ったはずだ。勝利する資格は誰にでもある。そして同時に、希望を捨てない人間は敗者ではない。ならば君は挑戦者だろう」

「その理論なら、私は敗北者よ……」

「どこが敗北者だ。負けただけで敗者に甘んずれるほど、君は潔いとは思えないが」

「潔くなくても現実は変わらないのよっ……!」

「ああ、君はどちらにしろ走り続けるだろう。ならばなおさら、君は挑戦者のはずだが?」

「だからっ……!」


 話が通じない苛立ちに声を荒げながら、茜は真宵を睨みつける。

 ……その表情は、何処か泣きそうにも見えた。


「私はもう希望なんて持ってないっ!! そんなものなんの価値もなかった! あいつらにはどう足掻いても届かない! ……届かないのよ」


 最後の言葉は、真宵になんとか届く響きしか持っていない。その抑えた声が、彼女の絶望を表していた。


「……ああ、なるほど」


 その言葉に、茜は訓練中であるにもかかわらず視線を逸らした。何故そんなことをしたのか、彼女自身もわかってはいないだろう。ただ漠然とした恐怖が、その行動をさせたのだ。

 それが“失望されるかもしれない恐怖”だと明確にわかるには、茜はまだ少し若過ぎた。


「東堂茜。君は、。これはまた……初々しく美しいな」

「……え?」


 真宵から返ってきたのは、何処か柔らかな響きを持った言葉。

 思わず顔を上げた茜は、その笑みを目の当たりにした。

 凛とした雰囲気は変わらない。だがその笑みからは、冷たさを感じなかった。これまでの笑みからそう大きく変わったわけではない。ただその僅かに力の抜けた笑みからは、確かな“温かさ”を感じた。


「わ、私は……希望なんか……」

「まず一つ言っておこう」


 何か自分を揺るがされそうな怖さを感じ、なおも捻り出そうとする茜の言葉を、真宵は少し強めな語調で遮った。


「希望を捨てた人間は、『軽々しく希望を語るな』などとは言わない。希望を価値なきものと捉えているからだ。故に希望を侮蔑し、希望を抱く者を嘲笑う」


 真宵は思い出す。何もかもを知ることができたが故に絶望した、恵まれ過ぎて自分の意味を見失っていた幼子を。全てが脆く価値のないものに見えていた、希望など何処にもないと信じていた幼い自分を。


「君は希望を侮蔑したか? 希望を持つ者を嘲笑ったか? 君がしたのは自身の努力を軽々しく扱った私に怒っただけだ。そして怒りを覚えることができるのは、

「————っ!」


 戯言だ。そう切り捨てることが、茜にはできなかった。


「絶望と希望を捨てることはイコールではない。確かに絶望しただろう。だが届かないと言いながら、その“届かない”という事実そのものを今なお認められないが故に、その内に未だ煮え滾る熱を秘めている。賢くない。全くもって非合理的だ。まさに“愚かしい”」


 愚かしいと言いながら、真宵の声には全く侮蔑の色はない。

 ただ眩しいものを見るかのように目を細め、僅かに柔らかな表情が覗く。それは、いつか自由に飛び立つ雛を見る顔に似ていた。


「だが愚かで良い。ここに集った君以外の者達は、賢く自分の道を閉ざした。確かにその道は随分楽になった。だが君のように、全てを懸けられる熱を失った。そうだ、東堂茜。君は捨ててなどいない。感じるだろう? その心に秘められた希望という名の熱を。まだ足りないと叫ぶ貪欲な炎を……!」


 茜の胸を何かが貫き、そして熱が宿った。

 否、宿ったのではない。吹き出したのだ。押さえつけられ閉じ込められていた焔が、東堂茜の心という器を満たすだけでは飽きたらず、血管を通って体という器をも熱していったのだ。

 それは新生。

 世の理不尽を味わってなお空を睨んだ愚者が、その身に焔を纏って再び立ち上がった瞬間だ。

 気付いてしまえば、もう賢くなどいられない。非合理的で、まさに愚かしい行為かもしれない。だが、だがそれでも、たとえ愚者の極みだとしても、茜は“それでいい”と思った。

 体が震えている。思考が求めている。心が叫んでいる。

 今一度高みに座す者達に追いつきたいと、追い越して更なる高みへ上り詰めたいと、どんな理屈すらも捨ててまだ誰も見たことのない空を飛びたいと————ッ!!


「……もう、言葉はいらないな」

「ええ……ありがとう」

「礼はいらない。君はいつかそれに気付いていた」

「それでも、今気付けて私は時間を無駄にせずにすんだ。だからありがとう」


 茜は万感を込めた笑みを、目の前の恩人に向けた。


「いや、やはり全て君の力だ。むしろこちらが感謝したい。……君が、私のようにならなくて良かった」


 その一瞬、真宵の表情には陰が浮かんでいた。


「それってどういう……」

「さあ、やっと始められる。矢小木、浦賀、もう出てきて良いぞ」


 茜の言葉を遮った真宵はの命令で、隠れていた内の二人が姿を見せる。


「どうだ? お前達が届かぬ高みと見ていたナンバーズという頂は」


 真宵の問いに、二人は苦笑いを浮かべた。


「なんか……同じ人間なんだなぁって」

「同じく。……でもまあ、俺達とは違いましたわ」


 高みもまた人間だった。しかし、憧れはあまりにも眩しく、そして遠い。


「俺達とは覚悟が違った。重さが、大きさが、深さが……何もかも敵いませんね」


 彼らは知った。何も知ろうとしなかった少女の、心の叫びを。抱いていた想いの、その偉大さを。


「そうだ。相手は君達とは違い、希望を捨てなかった愚か者だ。故にこそ、この勝利を以てお前達は“希望”をその心に抱き、敗北者を終わらせ愚か者と成る。……どうだ、最高だろう?」

「ええ、まあ」

「控えめに言って最高ですね」


 同意を示す笑み。それを確認した真宵は柔らかな雰囲気を消し、どこまでも冷たい空気を纏う。そしてそれを見た二人もまた、体を緊張させた。

 真宵が下がり、矢小木と浦賀が前に出るのを見て、茜は目を細める。


「相手は、真宵じゃないのね」

「そん前に僕らと遊んでくださいよ」

「俺らだって、楽しませられますよっ。……まあ、考えてくれたのは真宵さんなんですけどね」

「それ言うたら締まりませんわ」

「ははっ、違いない!」


 軽口に反して、二人は冷や汗すらかいている。

 当然だろう。ナンバーズとは“絶対”だ。アラヤに所属するならば見上げる頂であり、決して敵わない超人の中の超人。どんな楽観的な思考を持てば、その前で気を抜けるというのか。

 その緊張を見抜けない茜ではない。そして実力差も、当然彼女には見えている。

 潜んでいるのは多くて十数人。たとえAランクがいても、茜が本気になればどうにでもなる。

 それを理解していないはずがない。ならば、真宵はどのような役割を持っているのか。

 そんな視線を向ける茜に、真宵は告げる。


「私のもとに来たければ、彼らの一人でも敗退させてからにしてくれ」

(いやーいくら茜でも、こんだけ準備してれば大丈夫だよねー。これはライセンスもらったな!)


 そんな言葉に、茜は最っ高に楽しそうな笑みを浮かべた。


「そうね。貴方が言うんだったら、楽しみにしておくわ。だから……」


 真宵は最後にしか出てこないだろう。ならば、潜んでいる者も含めて十数人を先に討ち取ろう。

 だからまずは、目の前の獲物二人からだ。


「……最初は貴方達だけど……頑張ってね」


 その視線を受けた二人は、最っ高に引き攣った笑みを貼り付けた。

 

 この訓練で最強最大の相手、ナンバーズという“絶対”を前に、最後の戦いが始まる。

 手加減などない。慈悲などない。容赦など打ち捨てられた。

 ただ全霊を賭して心の証明とすることでのみ、勝利は齎されるのだ。

 だがこの場にあるナンバーズならざる“絶対”だけは、この後の展開全てを読んでいた。

 宿している真宵さえ何処から来たのか、どこまで識っているのかすら知らない、ありとあらゆる情報を精査する世界最高の知性。ただ作られたと言っていることから、『人工知能AI』であることだけは確かだろう。

 そんなルヴィはただ冷静に状況を作っていく。

 全てはいつか真宵に果てのプレゼントを捧げるために。

 自分を“絶対”と呼んでくれたただ一人の愛し子に報いるために。

 ただ自身の全てを以て、一時の夢を保障しよう。

 いつの日か全てが過ぎ去っても、彼女だけは……真宵だけは幸せに在れるように——


 ——ルヴィはその『智』を振るうのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る