恋愛の戯言
アズムンアッシュ
前置き
「好き」という言葉より「ごめん」という言葉を伝える方が多くなったのはいつからだろう。
「愛してる」という感情より「怒られた」という感情を多く感じるようになったのはいつからだろう。
恋愛とは難しい。気遣いの空回りから大きな喧嘩に発展し、思っている事や思ってもない事をぐちゃぐちゃに言い合い、お互いが自分が正しいと主張して譲らない。いや、正確には譲れないのだ。大義名分もある。プライドもある。自分が自分の意見を裏切ることも怖い。これが戦争なら勝てば領土とかお金が得られるのかもしれないが、こういう喧嘩から得られるものは疲労と虚無感だ。
喧嘩をするほど仲が良いとはいうが、実際はそうではない。確かに仲が良い時もあるが、喧嘩の際に放った言葉、受けた言葉はどちらともに長く苦しむ。放った後悔、受けたショックは一朝一夕では治らない。どれだけ謝っても謝られても、その時受けた傷や記憶は消えるものではない。いくら冷静になっても、ムキになっても結果はさほど変わらない。
それでも人は恋愛をする。私もそうだ。そして必ず喧嘩をする。そこから別れるものもいれば、喧嘩を繰り返し続ける人もいる。私は後者だ。そんな私の考える恋愛観を自分を見つめ直す意味を込めて書いてみようと思う。よければ、覗いてみてくれ。
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