全部"A"でも"5"ではない?通知表の評定のつけ方(内申点)【短縮版】

 「知識・技能」も「思考・判断・表現」も「主体的に学習に取り組む態度」もAなのに評定が4。実は珍しくありません。

 そもそも評定5の基準は何でしょうか。9割出来ていれば「5」など言われたりしますが、そうとは限りません。

 文科省は、学習指導要領の目標と照らして「十分満足できるもののうち,特に程度が高い」状況を5、「十分満足できる」を4、「おおむね満足できる」を3、「努力を要する」を2、「一層努力を要する」状況を1としています。

 どのくらいが十分かは、各教育委員会・学校・先生の判断になります。

 ではABCの項目との関係はどうなっているのか。文科省は『観点別学習状況』は評定の基本的な要素とし、評定の適切な決定方法は各学校で定めるとしています。

 目標は共通ですが、教員によって「主体的な態度」の重要度や高評価の取りやすさに違いが生じる可能性はどうしてもあります。保護者の目も厳しく、判断を下す先生は大変です。評価をどうするか、実は難しい問題なのです。


※詳細や参考文献は以下URL

https://note.com/gakumarui/n/ndbd816c99dc0



 

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