「きもいからもう風俗とかやるな！」

「やりたくてやってたんじゃない！」

「いいから、二度とやるな」

「やらないよ！私、雷くんとしかしないもん。てゆーかできない」

「…うわ、雪乃そんなこと普通に言う？男かよ」

「は？なにそれ！雪見なんてへったくそでしょ？汚いやつらと一緒でさ、自分だけよけりゃいいんでしょ？最低」

「はぁ？違うし。それは雪乃だろ？その肉で押しつぶして優位になってんだろーが！このブス！」

「なによそれ！雷くんはそんなこと思ってないし。雪見なんて、ほーんとバカだから、捨てたほうがいいよ、今日限りで」

「別に？それでもいいけど」

「それは嫌です…」

「なんで雪見とか。かわいい子を騙して最低すぎる」

「自分はどうなんだよ。あの人いい人だから、雪乃が迷惑かけてんだろ」

「なにそれ！…あ」

「うるさいなぁーもー！」

隣の部屋から出てきた。

「ごめんね…雷くん」

「ねえねぇ！赤ちゃん作りたくて頑張ってるけどできないんだよ」

話題が変わった。寝起きに元気な人だ。

「雷くん…雪見はなんにもわかんないよ」

「はぁ？お前何様だよ」

雪乃に睨まれたってどおってことない。

「じゃあお嫁さん。どうやったらできた？」

「え、…そこまではよくわからなくて」

「はー、雪見に無理やりされたんでしょ？最悪！」

「しないし。そんなのするわけないじゃん」

「うるさい」

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